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野菜ジュースを飲みなよ

先日の買い物で野菜ジュースを買っていたので、ここ数日はそれを飲んで生活していた。

紙パック式のやつだが、我が家には飲み物用のコップがないので(一応あることはあるが、使っていない期間が長すぎてなんか怖くなっちゃったのと、使うたびに洗うのがめちゃくちゃめんどくさいので、ないということにしている)、注ぎ口から直飲みである。
衛生的とは言い難いが、まぁこの程度なら世のニートやズボラな人々はみんなやっていることだろう、おそらく。

それでまぁ、野菜ジュースを飲んでいたわけだが、これによって何か私の生活に顕著な変化があったかと言われれば、そんなことはない。
野菜ジュースを数日飲んだからと言ってたちまち健康な身体が手に入るわけではない、当然である。
私は栄養士ではないので詳しくは知らないが、「野菜ジュースやビタミン剤による栄養的な好影響」というのは、相当長い時間をかけて現れるものであるはずだ。

もちろん「味がする」という意味で水道水よりは飲用したときの幸福感は大きい。
最近の野菜ジュースは果物が多く含んでいて口当たりの良いものも少なくないため、飲み物として全然美味しい部類に入るのだ。
「美味しい」というのも精神衛生上重要な観点ではあるが、より根本的にはやはり長期的に摂取することによる肉体への好影響を狙うのが常道というものだろう。

ならば、やってみようか。
私がスーパーに立ち寄ると必ずシリアルを買うのと同じように、今後必ず野菜ジュースも買って帰るようにしてみようか。
野菜ジュースのある生活をしばらくやってみて、自分にどれくらい変化が起こったのか確かめてみることにしよう。
「(任意の長い時間)前の私と比べて、明らかに身体的に改善した部分がある」と言えるようなら、その栄養的な価値を証明することができるはずだ(対照実験とかが行えるわけではないので薬などの別の要因が当然あり得るが、個人的な趣味なので無視しても構わないだろう)。

そういうわけで、次に買い物に行くときも野菜ジュースを買ってこようと思う。
私は自分の健康に全く関心のない人間だと思っていたが、近頃はその傾向はすっかりなりを潜めて、とにかく自分の肉体を癒すというか休める方向に物事を考えている。
健康でなければ楽しめるものも楽しめないし、ひょっとしたら巡り巡って精神的にも良い影響があって脱ニートなんてこともあり得るかもしれない(あり得ないなと思いながら書いている)。

とにかく、自分の体に良く、かつ私が面倒だと感じない範疇のものであるならばなんでも試してみたいのだ。
そうしなければ、自分の置かれた状況のどうしようもなさに完全に絶望してしまうかもしれない。いつそれが訪れるかなど知る由もないのだ。

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