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AZW ALL or ZERO 対戦カード見どころ② HAPPY STATES VS 海賊団(仮)

今回は新木場大会で全面対抗戦の様相を呈しているハピステと海賊団(仮)の対戦カードの見どころを順を追って解説してまいります!例のごとく試合順は順不同でございます!

事の発端は昨年の2周年大会まで遡ります。AZWワールドタッグチャンピオンシップの初代王者組を決めるトーナメント開催中、REVISION(当時)のクスリ松村、KENNY組をHAPPY STATESが襲撃。大統領が開戦を宣言すると、翌大会でもREVISIONを襲撃。さらには新戦力としてSUMAが加入すると、その勢いはさらに増し、コップのフチ正信さんもそれに加勢。REVISIONは解散に追い込まれてしまいます。
1人となったクスリの救出に乗り出したのは同じくHAPPY STATESに因縁のある太くて固いの星ぃ野勘九郎、立ちション・クレイジー、そしてSUMAの元タッグパートナーであるニョー・ドーリングという海賊団御一行。そしてここに、全面対抗戦となる3カードが決定したのです。

スペシャルシングルマッチ
ニョー・ドーリング VS SUMA

旗揚げ戦でも行われたこのカード。前回はVolucano結成のきっかけとなったカードではありますが、今回はお互いが進んだ道のどちらが正しいかを示す戦いになりそうです。思えば、このタッグチームが解散したのも2周年興行の時なので約1年前。そこからSUMAはハピステ加入後、瞳の奥に秘めていたビーストの魂が開眼。敗者解散マッチではシングル王者クスリ松村から直接ピンフォールを奪い、王座挑戦権をもぎ取る。王座奪取とはならなかったものの、さらにその力を誇示するような闘いぶりは真の実力者であることを認めさせることになりました。
一方のニョードーは目立った活躍はないものの、ここ1番での勝負強さを発揮し、WIJFでは先輩大腸ケアから値千金の勝利を奪取。2024年はさらに勢いをつけたいところで立ちはだかった元パートナー。
前回のシングルではSUMAが勝利しているものの、そこから3年が経過。パワーバランスは読めなくなっている。この試合に勝利し、軍団抗争の先手を取るのは果たしてどちらになるのか。

AZWワールドタッグチャンピオンシップ
(挑戦者組)太くて固いの星ぃ野勘九郎&立ちション・クレイジーVSネクラ・ブッチャー&Ben-P(王者組)

衝撃の戴冠から早半年。HAPPY STATESは時の王者camaradaから直接勝利せずに王座を奪取。この結果に昨年のトーナメントで準優勝した2人が黙っているはずがありません。11月大会でクレイジーが王者組の一角Ben-Pに勝利し挑戦を表明。2月の対戦が確定したかに思われました。しかし幸か不幸かBRA-VOくじによってタッグ王座戦が組まれ、そこに挑戦者組として名を連ねたのはなんと同胞のクスリ松村。今大会の前哨戦とも言えるようなこのタイトルマッチはクスリのパートナー華奢ーンが取られ、王者組が防衛。この結果により、正式にタッグ王座戦が決定しました。
ここ最近、ブッチャーがしきりに言っているワード。
「俺はAZWでピンフォール負けしたことない」
私データ屋しているので、ちょっと調べてみたんですよ。そしたら、AZWでの勝率脅威の7割超え。ピンフォール負けどころかギブアップすら取られておらず、負けのカウントは全てOTRか反則負け。正真正銘、AZWで1回も負けたことのない男でした。勝率に至っては現シングルチャンプのクスリより成績いいですからね…恐ろしい。AZWはとんでもない怪物生み出しちゃいましたね…
しかし、今回の防衛戦の相手は一筋縄ではいきません。勘九郎はAZW1の曲者と称されるほどのやり手。その遺伝子を持つクレイジーもこれまた一癖も二癖もある選手。さらには先日のクリスマス大会では、魔のドランカーマッチを経てDの魂が植え付けられた模様で、さらに歯止めが効かなくなっています。見るからに強力な挑戦者組に対し、王者はどのような闘い方を見せるのか、そしてブッチャーの不敗神話の行方は如何に。

AZWワールドチャンピオンシップ
(王者)クスリ松村VS美乳輪光(挑戦者)

令和に蘇りし理不尽大統領がついに最高王座の切符を掴みました。
HAPPY STATESの中心にいつも鎮座している美乳輪光。学生時代は2年時にハードコア王座と自団体のタッグ王座を時のパートナー立ちション・クレイジーと奪取。しかし、一昨年11月そのクレイジーを討って以降、その理不尽さがエスカレート。そして1年前のREVISION襲撃事件へと繋がります。
その後も執拗にクスリを付け狙う美乳輪。当時の勢いは凄まじく、REVISIONを解散させるだけでなく、孤立無援となったクスリにタイトルマッチを半ば強引に承諾させました。
美乳輪の目的は「AZWに幸せの国を建国」すること。すなわち、AZWの侵略。この最高王座を獲ることで、その願いがついに現実のものとなることは間違いありません。
一方のチャンピオン。旗揚げ以来最前線に立ち続けている男はこれまでに4度の王座防衛。1年半ベルトを保持している難攻不落の絶対王者。王者でありながらその進化は止まることを知らず。昨年は熊本遠征にも参加し、AZWの名を全国に轟かせる活躍を見せました。もはや団体内敵なしの思われていた矢先に現れたのがこの理不尽大統領。
勝ったものが全てを手に入れ、負けた方は全てを失う。まさに「ALL or ZERO」なこの一戦。この試合で全てを勝ち取るのは、ハピステかそれとも海賊団か。全ての決着はこの試合にかかっている。

ということで、この全面対抗戦も目が離せない展開でございます!!この試合が観れるのはAZWだけ!是非その目に焼き付けていただきたい!
ということで大会情報です!

2月10日(土)新木場1stRING大会 「AZW ALL or ZERO」
整列開始/開場/試合開始 17:45/18:00/18:30
退場時、任意後払い制になります!!

※入場には事前の予約が必要になります。

詳しくは下記のリンクから↓

翌週には学プロオールスター戦がありますが、その前に未だに夢見てる大人たちの集大成をご覧ください!!

最後に他団体参戦情報です!
1/27(土) 京都KBSホールにて行われるDWAさん45周年記念興行にAZWより関西学プロ出身のうっかり助兵衛、性器勃Ⅱ、フェラー・リーの3選手が参戦いたします!

2/23(金・祝)に行われる成り上がりさん蕨大会Ben-Pが出場いたします!
果たして、Ben-Pはベルトも持って凱旋となるか⁉︎

どちらもお見逃しなく!

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