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サガフロンティア遊んだ

サガフロンティアリマスタがswitchで発売されたので遊んだ。

PlayStationでサガフロンティアが発売されたのは1997年。およそ24年前。自分は小学生?その頃は、そもそも、RPGを全く遊んだことなかったので、このゲームが発売されたこと自体認識してなかった。そういうゲームがあると認識したのは、その5年後とかだと思う。ロマサガ、GBサガを遊んで、サガシリーズというものに衝撃を受けた頃かな。

でも、遊ぶことはなかった。うちは、セガサターン派だったから。PlayStationのゲームは、一生涯遊ばないと思ってた。とか言ってみたものの、別に宗教じみた考えは全然なく、ただSONYのゲーム機って何となく買っていなくて、そのまま大人になったというだけ。別に買えばよかっただけなんだけど、何となく、「この家でPlayStationは遊べない」って思ってた。実家で暮らしてると、そんな狭いものの見方しかできなかったね。

そのまま、サガフロンティアは、どんなゲームなのかストーリもキャラクタも見ることはなかった。ゲーム画面も全く見てなかった。どこかで「いつか遊ぶだろうから、とっておく」みたいな思いがあった気がする。いや、なかったかもしれない。自分の人生からなぜかそのまま消えたゲームだった。

しかし、サガシリーズは大好きだったので、BGMだけはチェックしていた。MIDIで。当時、インターネットを初めて体感していた頃で、ゲームのBGMをMIDIで聞けたことに感動してた。どんなゲームか知らない、どんなキャラクタがいるのか知らない、画面も見たことない。でも、BGMだけ知っていた。

そんな状態のまま、ただただ時が流れて20年以上経った。サガフロンティア、持ってるゲーム機で遊べるようになったじゃん。そんな感じで遊び始めた。


最初、主人公選ぶ画面でまず衝撃。
「主人公、ぜんぜん知ってる奴いない。」
アセルス、レッドは聞いたことあった。ほか知らんw 遊んでもいないのに「サガシリーズは全部知ってる」みたいに思ってたから衝撃だった。なんか、言ってることおかしい気がするけど、本当にそうだった。

思い入れなさ過ぎて、主人公選べないまま、一週間ほどモンハン遊んでた。で、モンハン一段落したから戻ってきて、適当にレッド選んだ。あの、当時MIDIで大好きだった、アルカイザーの曲の人だ!その曲が、なんとなくタイガーマスク感あって、当時自作してたプロレスゲームの入場テーマに勝手に使ってたの思い出した。

で、遊んでみると、やはりサガシリーズ!ってかんじで、不親切極まりないね。ストーリ全然意味わかんない。一回も聞いたことない情報を唐突にデン!って言われて、その後もそれについて特に触れないとか、サガだな~と思う。イベント進んでるな~と思ったら、急にゲームオーバになってタイトルに戻るの何。中でも、一番、最近のゲームではこういうのないな~と思ったもの。それは、自分のレベルよりも明らかに難易度の高いダンジョンに迷い込んでしまったとき。勝手にイベントが進んでいき、後戻りできなくなったこと。ボスを倒さない限り、ダンジョンから出ることができない。詰みです。ダンジョン内で鍛えまくって、ゴリ押しでボス倒して脱出した。そしたら、鍛えすぎたのか、他のボスも楽になりすぎてしまった。そのまま、ラスボスもあっさり倒せてしまった。サガシリーズって、いつもラスボス死ぬほど強いけど、このゲームは比較的楽?術を使わず、武器も適当だったのにラスボス倒せてしまった。ていうか、ラスボス唐突に出てきたけど誰なんだよ!そんなんばっかだな。

で、ラスボスのBGM。昔MIDIで聞いたことある曲だった。というか、イトケンジのアレンジアルバムに収録されてる曲だね。「おお~~、これサガフロのラスボスのBGMだったのか~!」と泣きそうになった。アレンジでvocal入ってるやつより、原曲の方が盛り上がると思った。ちょっと前に、イトケンジが、何かの配信で「サガフロでは主人公ひとりひとりに別々のラスボス曲作った。」って話してたの思い出した。自分の記憶の中にあるかもしれない、ラスボスBGMをまだあと7回楽しめると思うと、わくわくだ。わくわく7か?w いや、アレンジアルバムでエミリアとアセルスはよく聞いてるからあと5曲か。わくわく5やな。

ひさしぶりに、こういう不親切なRPG遊んで楽しかった。昔ってこうだったよな、と思った。BGMだけ知っている昔のゲームを遊ぶ、なんていうレアな体験をして、すこし不可思議な気持ちになった。欲を言うと、リマスタとかいって、画面綺麗にするより、昔のボロい映像をそのまま移植して欲しいものです。ボロ映像フェチだから。フェチの意味わかってない。おわりです。


#blog  #ゲーム

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