4位(ひとりで決めるゲーム音楽TOP100)

SDヒーロー総決戦 ステージ3,5,6,8


人生で初めて買ってもらったゲーム。
当時3歳。自分のゲーム人生はここから始まった。完全に思い出補正感満載な順位だけど、そう思ってもらっても全然良い!

その頃は、赤ちゃんすぎてそもそもゲームなんて知らなかったし、このゲームが欲しいとかそういう判断ができるような脳ではなかったので、このゲームは親が選んで買ってきてくれたんだと思う。パッケージにウルトラマンがいるから好きだろう、とかそういう理由で買ってくれたんだと思う。

ヒーロー総決戦は、3歳の自分にはかなり難しいゲームだった。難しすぎるって親に訴えたら、じゃあ別の買うか、ってなって、ゲームショップに連れて行ってもらった。ガラスケース内にたくさんソフトが並んでいる、今のゲームショップとは違う90年代のゲームショップで、父親が「どれなら3歳の子でも遊べる?」って店員と話している映像が今でも思い出せる。それで買ってもらったのがスーパーマリオブラザーズだった。スーパーマリオブラザーズは3歳だった自分にも遊べて、それでゲームが好きになったのを覚えている。ていうか、親は、俺をゲーム好きにしたかったのか何なのか。親はゲームに一切興味がないのに何でなんだろう。ゲームしてたら大人しくしてるだろう、って思ったのか。

小学生になってからもたまに遊んでいたけど、難しくてクリアできなかった。ゼットンにぜんぜん勝てなかったのを覚えている。高学年になった頃、ようやく8ステージまでクリアできて、最終ステージが出てきた時は驚いた。まだ新しいステージがあって、新しい敵キャラ、新しい音楽もあったとは・・。そしてラスボスの倒し方がぜんぜんわからなかった。ラスボスまで倒せたのは、中学に入ってインターネットで攻略情報を調べられるようになってからだったと思う。

この曲は、ステージ3,5,6,8(全部縦スクロールのステージ)で流れる。けっこう地味な曲だけど、サビで急に盛り上がるところが好き。さすがに3歳の自分にはこの良さはわからなかっただろうけど、鼻歌くらいは歌ってたと思う。「ここから始まったんだよな」って過去に思いを馳せる、今聞くと一番泣きそうになる曲。

調べてみたら、この曲を作ったのは、飯野賢治さん か 平沢道也さん らしい。どちらも亡くなっているのが信じられない。



#ゲーム #ランキング #ゲームミュージック

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?