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ひとりで決めるゲーム音楽TOP100

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2022年7月の記事一覧

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22位(ひとりで決めるゲーム音楽TOP100)

サガフロンティア Battle#3 サガフロンティアで一番好きな曲。 シュウザー・金獅子姫・ルージュといった、ストーリ上、一番つらい宿命の相手と戦う時の曲。 自分としては、何といってもブルー編でルージュと戦った時の映像が思い浮かぶ。なぜ戦っているのかもよくわからないまま、双子の兄弟と殺し合いをさせられるストーリ。 バトルの背景にある月が異様に不気味だった。赤ちゃんの頃、ドラえもん映画「アニマル惑星」で巨大な月は不気味だという情報が脳に植え付けられて以来、巨大な月を見ると脳と心臓がグラグラする。 しかも、そのバトルが、サガのゲームシステムが見事に生かされているのが衝撃だった。 ・世界中をめぐって、術を集める ・陽と陰 といった、相反する術を覚えることはできない ・リヴァイヴァという、死んでも生き返る術が存在する ・LPが尽きたら死ぬ ・そういう説明全くなし 初見で、この曲のサビのタイミングでルージュが倒れて「信じられん・・・」って言ったとき泣きそうになった。サガシリーズって比較的、文章やセリフが少ないゲームなんだけど、戦闘中に敵がたまに喋る演出があると、胸ぐーっとなる。いつもやるからではなく、ごくたまーにそういうことするから映えるんだと思う。自分はそういうレアな事象に惹かれる。 #ゲーム #ランキング #ゲームミュージック

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23位(ひとりで決めるゲーム音楽TOP100)

サガ3時空の覇者 ShadowOrLight 決意の狭間 サガ3は、開発チームがサガシリーズの他のゲーと違うらしく、明らかにサガシリーズの中で一番SaGa感がない。そして、一番人気が無いと思う。作曲者もサガシリーズおなじみのイトケンではなく、笹井さんという方。その、マニアックな笹井BGMが、自分としてはイトケン以上に好きなのだ。 GBでサガ3のBGMを初めて聞いた時、まじで独特すぎて驚いた。作曲者の笹井さんは、他にゲームの作曲をしている話も聞かず(実際には何作かは作ってたらしい)、どういう方なんだろう・・と思い続けて十何年も経ってしまった。何年か前にサガのオーケストラを見に行った時に、ゲストとして笹井さんが来ていたのを見て、そのビジュアルにも衝撃受けた。 で、これは、2011年にDSでリメイクされたサガ3の新曲で、ラスボス後の裏ボスとの戦闘曲。ずっと謎だった笹井さんが、まさかサガ3リメイクのために新曲を作るとは。あれから20年経っても、相変わらず信じられない曲作るんだな・・と思った。サビのドラムどうなってるんだ。腕なのか足なのか、ちぎれてるでしょ。 #ゲーム #ランキング #ゲームミュージック

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24位(ひとりで決めるゲーム音楽TOP100)

ワギャンランド たたかえワギャン 自分が赤ちゃんの頃持っていたワギャンシリーズのゲー。 ・スーパーワギャンランド(SFC) ・スーパーワギャンランド2(SFC) ・ワギャンランド3(FC) 今見ると、どう考えてもおかしいんだけど、赤ちゃんの自分には、これをおかしいと思えるほどの知性はなかった。本気で、スーパーワギャンランド2の続編が、ワギャンランド3なのだと思っていた。ストーリを理解する頭脳を持っていなかったので。続編なのに、3だけは「スーパー」が付かないで、下位のハードで発売なのか!とかそういう思想はなく、一切おかしいと思うことはなかった。 実際の発売順は、以下が正しい。 シリーズの発売順を把握していないなんてのは、赤ちゃんには当たり前なのだ。 ・ワギャンランド(FC 1989年) ・ワギャンランド2(FC 1990年) ・スーパーワギャンランド(SFC 1991年) ・ワギャンランド3(FC 1992年) ・スーパーワギャンランド2(SFC 1993年) 何も疑問に思うこともなく、自分は中学生になった。で、中古ゲームショップが好きで通っていたら、とんでもないものを見つけた。 「ワギャンランド(FC)」 「ワギャンランド2(FC)」 おい!「スーパー」じゃない、FCのワギャンって存在したのかよ!まじで知らなかった!おかしな話だけど、なぜかまじで知らなかったのだから仕方ない。店で見かけて1秒で「ワギャンランド」と「ワギャンランド2」を買って帰った。 帰って、ワギャンランドを遊んでみると、まず驚いたことがあった。 「俺ってワギャンシリーズを完全に知りつくしているんじゃなかったっけ?まだ知らないBGMが存在したの・・。」 1面、2面のBGMが、ワギャンランドシリーズを知り尽くしていたと思っていた、自分が知らないBGMだったので、その時点で精神がバキボキになっていた。 そして、ゲーム終盤、俺の前に背景が真っ赤のステージが現れる。 ~♪ え・・、何これ・・。 自分がこんなにも知りつくしていたと思っていたゲームに、まだ知らないBGMが存在したということ、そして、哀愁っていうのかわからないけど、謎の泣きそうになるメロディ。ワギャンって、赤ちゃんみたいな見た目のゲームだけど、キャラが殺されたりする謎のシリアスゲーなんだよ・・。やるやんけ、クラッシュなおみ と ストロングよしえ 。そして、自分が知りつくしたと思っていた「スーパー」のBGMは、FC版のアレンジであったことを知らされる。自分は、その後何日も立ち直れなかった。KAMISAMAコースまでクリアして、完全に知りつくしていたと思っていたのに、井の中の蛙であった。 その後、このBGMは、DSの「ちびっこワギャン」でもこっそりと使われていたけど、気づいた人いるのかな。 #ゲーム #ランキング #ゲームミュージック

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25位(ひとりで決めるゲーム音楽TOP100)

サガスカーレットグレイス 血の滾り タリアバトル サガスカーレットグレイスには主人公が4人いる。主人公に誰を選ぶかによって、ゲーム内のBGMが変わる。これは、タリアを主人公にした時のザコ戦闘BGM。 サガスカーレットグレイスのサントラは、発売された瞬間に買った。 主人公4人それぞれの戦闘BGMを聞いていく。 これこれ!いかにもイトケン王道戦闘BGMってかんじの、ウルピナバトル「花びらを踏みしめて」 聞いていると不可思議な気持ちになるけどかっこよすぎて逆に正気に戻る、レオナルドバトル「翔遼乱承!」 ギターバリバリだけどなぜか悲しげな、バルマンテバトル「罪を背負う者」 そして、一番地味な、タリアバトル「血の滾り」。 初めて聞いた時の感想: 「一番地味やんけ!ま、主人公4人の中でも一番地味っぽいしな。ロマサガで言ったらバーバラみたいな感じか?(失礼 ・・・でも、サビ前のバイオリンめちゃめちゃ盛り上がるじゃん。おい、、この後サビどうなるんだ・・・??? ・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・!!! 笛?! 実際に笛ではなく、笛に模した何かかもしれないけど、笛?!!サビめちゃくちゃ盛り上がるんかと思ったら、笛の綺麗な音色??!!!」 なんか、涙出た。メロディがあまりにも綺麗だった。メロディ綺麗だとおもって涙出たのまじで人生で初めてだった。それでいて、ベースがまさにイトケンのバトル曲っていうのが、新しい体験だったんだよなあ。 その後、サガスカーレットグレイス緋色の野望を買い、即タリア主人公で始めたのは言うまでも無し。このBGMをザコ戦闘曲として、何百回も聞く体験って、何なんだよって思ったな。 #ゲーム #ランキング #ゲームミュージック

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26位(ひとりで決めるゲーム音楽TOP100)

ファントムクラッシュ ToBeFree Xbox最高傑作ゲーと言われる可能性もある「ファントムクラッシュ」。 2031年の崩壊したトーキョーが舞台。自分なりにロボをカスタマイズして、ぶっ壊れたトーキョーで、娯楽でロボバトルをするという設定。 システムが当時(2002年発売)としては、かなり斬新なゲームだった。闘技場的な場所で、常に多人数ロボバトルが行われていて、そこに自分がログインしてバトルに参加する。敵ロボを倒して勝ち抜いていくんだけど、自分がぶっ壊されたら失格。たくさん破壊して、良きタイミングを見つけて脱出するのが、めちゃくちゃ興奮した。実際にはスタンドアロンなのに。 今となっては、オンラインでそういうバトルはいくらでもできると思うんだけど、当時はそこまでネットが普及していなかったのか、技術の問題なのか、疑似的に行われた。決して、自分が主役ではなく、多人数で常にバトルしているなか、たまたまそのタイミングで参加した一人でしかない、っていうのが何か自分にとっては心地よかった。当時は、「これが実際にオンラインだったらなー。」みたいな考えは全く浮かばなかった。これがオンラインで実現できる日が来るっていうのが全く想像できなかったから、そういう考えに至ることがなかったんだと思う。 で、BGMもかなり斬新で、普通のゲーム音楽とは違う。ゲーム内で好きな音楽を買って、プレイリストを作って気軽にロボバトルで音楽を流す。まるでドライブで音楽を聴くかのように。買える音楽も、当時のインディーズバンド?だったのか?ロボバトルゲームといって想像するような激しい音楽ではなく、軽いノリの、あくまで娯楽ですよ、ってかんじのものばかりで異色だった。 その中の「ToBeFree」っていう曲で、これをロボバトルで聞くの?!って意外性があって、一番好きだった。自分のプレイリストは、これをうたっている「Mona Lisa」っていう人(?)と、「鉄板」さんっていう人のほぼ二択だったなー。 #ゲーム #ランキング #ゲームミュージック

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27位(ひとりで決めるゲーム音楽TOP100)

ロックマン3 ワイリーステージボス戦 馬鹿なカメ、超弱体化したイエローデビル、超弱体したコピーロボット、馬鹿なワイリーマシン、ガンマ。不可思議すぎるボスたちと戦う時のBGM。何気にラスボス戦のBGMでもある。 ロック3って、全体的になんとなく他のファミコンロックとは違う感じがするし、BGMも不可思議な感じがする。このワイリーボスBGMはとにかくめちゃくちゃかっこいいのに、ボスがとにかく変な奴ばっかだった。ドクロボットも、2コン裏技も、意味わかんない。 なお、ニコニコ動画で「化マ」さんという方がこのBGMをとにかく最高にアレンジしてくれているので、死ぬほど聞いている。現10000再生のうち7000再生は俺なんじゃないか。「このBGMこうだったら完璧なんだけどな。」っていうのを、まじでそうしてくれていてびっくりする。 #ゲーム #ランキング #ゲームミュージック

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28位(ひとりで決めるゲーム音楽TOP100)

剣の街の異邦人 魔軍 原曲は「円卓の生徒」の同BGM。それでも剣版の方が好きなのでこちらをランクインってことで。 このゲームのことはまじで何も知らなくて、ただただ「絵が好きだな。」と思って買ったゲームだった。内容はめちゃくちゃ硬派なRPGで、バキボキに精神をぶっ壊された。育てたキャラをロストする、急にボスとエンカウントする、ボスが地獄すぎる強さ、といった罠だらけのゲーだった。 燃えるやんけ・・。自分の性格的に、まじで買って大正解のゲーだった。このBGMは「血統種」っていう特別なボスとの戦闘BGMだったり、他にも使われていた気がする。 ボスとか関係なく、突然にはちゃめちゃに強い雑魚とエンカウントして全滅したりした。しばらくストーリ進めた後、その雑魚だったやつがボスとして出てきて「逆だろ!」って言った。ボスだった奴が後に雑魚として出てくるのはゲームの定番だけど、先に雑魚で出てきた奴が実はボスだったとか初めてだわ。そんなのは俺が赤ちゃんの頃に作ったゴミRPGでだけだと思ってた。しかもそいつをギリギリで何とか倒したと思ったら、連戦でその上位互換みたいの出てきた時には頭の中冷たくなったのを覚えてる。 で、とにかくこのBGMを聞いた時に衝撃を受けた。このBGM作った人間誰!って検索したら、一部の層から絶大な支持を得ている方らしい。俺一人でも6万人分の支持送るわ(? #ゲーム #ランキング #ゲームミュージック