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森森先生の感想まとめ

 ところで、ずっと森森先生、森森先生言ってますが、フルネームは陳森森先生です。と今更ながら前置きしておいてみます。

 この日記を書いている現時点で、先生の新作は更新されておらず、weiboを拝見している限りでは2023年の6/10に近況を報告されているのが最後で、仕事がお忙しいようです。
 という訳で晋江文学城で先生が最後に更新されている作品は「错把反派仙尊当成拯救对象」で今のところ変わりはありません。いつか先生が更新されることを夢見ながら、既出の6作品すべて読んだため、感想のまとめなぞしてみます。
 全体的に言いたいことは、「執着心が強い年下攻めと、包容力にあふれるお兄さん受けが最高でした!!!!!!!日本語で読みたい×1億」
 あと、日本のエ〇チなBLを読み漁っている腐女子と非常に親和性が高い話ばかりです。

 そんな先生の作品一覧はこちら↓


 森森作品は日本では(本国のことは解らないため)别养黑莲花皇帝当替身の布教シートが充実しており、(誰も未だに略称が解らない)别养黑莲花皇帝当替身から読み始める方が多いと思います。実際に私自身も、布教されている方のシートや漫画が気になったことにより、読み始めました。

 そして人様の感想を日々求めてさまよった結果、個人的には二番目に「偏执皇帝的黑月光师尊」を読む方が多いのではと思っています。師弟モノということで、「人渣反派自救系統を読んでいる方は読んで欲しい」と布教されている方も何人かいらっしゃるので(実際に私もそうすすめたい)、もしかしたらこちらが森森作品の導入になる方もいるかもしれませんね。

 ですがこの二作品以外では、「何から読もう?」と迷う方は多いと思います。森森先生のお話は番外編で他作品のキャラクターが出て来ることがあるため(全作ではない)、順番としては先生の更新順に読んだほうがいいかもしれません。
「かもしれません」というのは、作品によって「地獄の種類が違う」ので、心に食らうダメージをどう回復させたいか(笑)によっても変わってくると思うからです。

 たとえば、别养黑莲花皇帝当替身が入口になった方が、「じゃあ次は、更新順に読んでみようかな~」と拯救虐文龙傲天を読んだら、それはそれでまた違うダメージを食らいます(笑)かと言って、他作の番外編に出て来るキャラクターとしては拯救虐文龙傲天のキャラが多いので、拯救虐文龙傲天を一番最初に読んだほうが番外編のキャラクター関係は分かりやすいのですが、拯救虐文龙傲天を最初に読んだらそれはそれで「こんなキャラクターの人間関係が濃い作品が第一作!?」とびっくりするでしょう……
 つまり何から読んでも地獄はやってくる(笑)しかも作品によっては、何度か地獄がやってくる……
 なので結局は好きな順番で読むのが一番かと思いますが(なんの参考にもならない感想)、6作読み終わったうえでの独断と偏見に混じった★度を軽く書いておきたいと思います。先生の作品発表の古い順から書いています。ちなみに、どの作品も最後は受攻の約束されしハッピーエンドが待っていますので、そこは安心してください。

★5段階評価※あくまで個人の解釈です

拯救虐文龙傲天
個人的なあらすじや細かい感想はここから
追妻火葬場度★★☆☆☆
攻めの倫理観崩壊度★☆☆☆☆
受けの包容力度★★★☆☆
脇役が気になる度★★★★★
ミステリー要素★★★☆☆
ほかの方もおっしゃっていましたが、「スケールのでかいサブカプがいる」作品です。また、「人には人それぞれの結末がある」という作品です。そして何角関係なのか、考え過ぎると分からなくなります。
「その事件は誰が起こしたのか?」と気になり、ミステリー要素も楽しめる作品です。

皇帝的叛逃情人 ※他作とキャラクターの重複なし
個人的なあらすじや細かい感想はここから
追妻火葬場★★☆☆☆
攻めの倫理観崩壊度★☆☆☆☆
受けの包容力度★★★☆☆
脇役が気になる度★★★☆☆
ミステリー要素★★☆☆☆
森森先生の砂漠と星空ロマンス。地獄というか私自身は正直、ほかの作品とは違う意味で絶望するシーンがありました。途中、「この話本当に幸せが待っているの?」とどきどきが味わえます。

偏执皇帝的黑月光师尊
個人的なあらすじや細かい感想はここから
追妻火葬場★★★★☆
攻めの倫理観崩壊度★☆☆☆☆
受けの包容力度★★★☆☆
脇役が気になる度★★★★☆
ミステリー要素★★★☆☆
森森先生の師弟モノ。師尊が修行をつけている仙師に対して、師尊にバレないよう意地悪する(そしてバレる)「師尊は俺だけの師尊」と嫉妬する攻めが見れます。
何度も涙腺が崩壊します。

别养黑莲花皇帝当替身
個人的なあらすじや細かい感想はここから
追妻火葬場度★★★★☆
攻めの倫理観崩壊度★★★★★
受けの包容力度★★★★★
脇役が気になる度★★☆☆☆
ミステリー要素 ☆☆☆☆☆
别养黑莲花皇帝当替身の攻って人間なんですよね。ほかの作品は修真界の話が多い中、阿雪は人間。人間なのにこんなにやばいなら、もし阿雪が長い命と強大な権力を持つ仙師だったらどれだけやばかったんだろう?って思ってしまう作品です。そして6作品の中で性描写が一番多い。お楽しみください。

别养绿茶攻影帝当替身
個人的なあらすじや細かい感想はここから
追妻火葬場★★☆☆☆
攻めの倫理観崩壊度★★★★☆
受けの包容力度★★★★☆
脇役が気になる度★★★☆☆
ミステリー要素 ★★★☆☆
現代物なので、すごく魔翻訳しやすい。ただ、ほかの方もおっしゃっていたように人間関係はめちゃくちゃ(笑)。
現代物な分、現代の倫理観と照らし合わせてみてしまうと攻めがやっていることが……

错把反派仙尊当成拯救对象
個人的なあらすじや細かい感想はここから
追妻火葬場★★★★★
攻めの倫理観崩壊度★★★★☆
受けの包容力度★★★★☆
脇役が気になる度★★★★★
ミステリー要素 ☆☆☆☆☆
攻めが倫理観崩壊しているというより、やってはいけないことをやってしまうため★を四つにしています。これは、受けの包容力度が★一個少ないがゆえではなく、ではなく……これ以上は何も言えない。
あと、何度も涙腺が崩壊します。


 それにしても、誰に求められるでもないのに、我に返るとなぜ勝手に森森先生のまとめを作っているのだろうか……と思わなくもないですが、中華BLの布教が多いTwitter氏の調子が悪いじゃないですか……なのでTwitter以外でも誰もが見られる布教場所が増えないかな~と思いつつ、この感想を残しておきます。解釈に違いがありましたらごめんなさい。

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