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天官賜福にずっと沼っている話(各媒体ネタバレあり)

 タイトル画像は公式サイト様の壁紙制作より。下記の記載があったので、タイトルに使わせていただきました。

「是非、自分だけの壁紙を作成し、SNSで【#天官賜福壁紙創作】をつけて共有してみてください。」


 では、ここからは各媒体にのめり込んでいる信徒の話です!ネタバレや勝手な考察があるのでご注意ください。



 天官賜福~!簡体字版のJJ発表後からずっとハマっています!先生の作品をJJで読んだのは天官賜福が初めてだったのですが、魔翻訳の苦労もなんのその、春からずっと花憐のことばかり考えています。殿下を見ているとある演歌の「優し過ぎたの~あ~なた~」というフレーズが頭に浮かぶ…(古)殿下、本当に優し過ぎで……自分自身にもどうか優しくして……by花城

 天官賜福はキャラクターもお話ももちろん大好きなんですが、本国イラストが非常に好きであることと、日本アニメも私の大好きな夏目友人帳の主役である神谷さんが声優を演じられていて、沼に陥る要素しかなかったというか……
 特に沼への拍車がかかったきっかけは、邦訳版の天官賜福3巻読了後です。風師大人のその後を考えると気になって気になって夜も眠れなくなりそうになり、JJの簡体字版を一カ月ちょっとで駆け抜けました。
 そこから先は簡体字版の番外編を何度も読み返し、殿下と花城に幸せな誕生日を過ごして欲しいと妄想したり、一通り吸える文字媒体は吸ってしまったので、今は天官ラジドラを聞いています。

 本国のラジドラまで聞いているのは初めてです。アプリを入れるのに躊躇いがあったのと(JJはPCブラウザのみ閲覧)、私はchromeをメインに使っているのですが、当環境ではなぜかブラウザで猫耳さんを聞こうとしても日本語の機械翻訳ができなかったので、手を出すのに至っておらず。
 それが、8月に入ってから、毎週流れてくる皆さんのラジドラ感想を見ていると「聞きたい!」の気持ちが高まって、なんとなくブラウザをedgeに変えてみると、あっさり魔翻訳できたのです。
 それでもアプリ入れるのに抵抗があったものの、ブラウザ版では中国の電子マネーしか使えないようで、重い腰をあげてようやく耳さんのアプリを入れました。私はAndrido民なのですが、驚くほどあっさりgoogleプレイを通して買えました!
 びっくりしたのが、一度の石の購入数が多いほど微妙に単価が高くなる(笑)
100石→220円
250石→560円
500石→1120円
※2024年8月時点の金額です
 なぜ、まとめ買いするほど10円ずつ高くなるのか(笑)
 ですが、一期と二期って合わせても約1500円程度なんですよね。安っ。どれだけ安いかは魔道祖師の日本語版を購入していたらお分かりいただけると思います。もちろん本国から直接購入するのと、色々な会社を通して日本語に至るまでの手間など考えると単純に比較できるものではありませんが。それでも殿下や花城のあんな声やそんな声まで繰り返し聞けて、その上イラストまでDLできるなんて、QOLを考えたら実質0円!(実質0円ていう奴大抵判断能力が消えてる……)

 ラジドラは簡体字版に添ったお話なので、媒体に手を出す順番としてはJJ簡体字版→ラジドラでよかったなと個人的に思っています。ラジドラの魔翻訳だけだと、アニメやドラマのように映像が切り替わる訳ではないので、動画の魔翻訳よりやはり分かりにくいです。ところが、事前にJJ簡体字版を一通り読み終えていると、逆に声が付いたことにより脳内保管できて鮮明になると言うか。
 これは私の勝手な考察なんですが、小花が殿下に「絶対に忘れない!」というあの名シーンの際に、殿下が赤い傘を置いていく場面。それを見た小花城が「サン……?」って呟くんですね。
「もしかして、花城が三郎(サンラー)って名乗ってるのは、先生の作品の三番目ってだけではなく、殿下から初めて頂いた傘=サンを自らの名前にしたのでは!?」と。
 それよりも前から殿下の赤い耳飾りを持ってはいるのですが、そちらは殿下からもらったというよりも、偶然拾っただけではないかと。殿下に抱きかかえられたときに小小花の服に絡まったとかなんかして偶然手に入れたのでは。そこから考えると初めて賜ったのは恐らくは赤い傘なんですね。だから、耳飾りの「赤」だけではなく傘も赤いので「赤」にこだわっているんじゃないかと。そして、殿下から初めて賜ったもの(傘=サン)を名前(三=サン)にしたのでは……?
 先生が仰っている訳ではないので単なる妄想ですが、これはラジドラを聞かないと私は妄想しませんでした。なので「本国の音声」を聞くことによって新たな気付き(妄想)があって素晴らしいなと感じました。(本国音声のアニメも見たはずなんですが、映像と音声両方付いていることで意識が分散されたのか、覚えていない)
 また、ラジドラには制作談があります。こちらは機械翻訳できないため、私自身は何を言ってるのかほとんど分かりません。ですがXで検索かけてみると、一期は翻訳をまとめている方が何人かいらっしゃいます。そのため制作者さんや声優さんの思い、深い解釈が読めて、ますますのめり込んでいきます……!声優さんの花憐に対する解像度が本当凄いので、まとめてくださった方に感謝しつつ、中国語の勉強頑張ろうという気持ちになります。


 さて、現在進行形で聞いているラジドラの感想を先に書きましたが、実はまだJJの簡体字版を読んでからの感想をまとめていない……
 ここからはJJ簡体字版の感想とネタバレになりますが、みなさんはどこで泣きましたか?(最初に聞くことか?)
 思い出すのもつらい、過去編のあのシーンですか?私はそこじゃなくて、本編最後に差し掛かる、花城が〇えていくシーンで涙が止まらなくなりました。剣のところは、もうつらすぎてひたすら雄たけびを上げるだけしか出来なかったのですが、殿下と花城二人で戦いを乗り越えた後に、これまでの花城の思いと献身が積み重なって、画面が曇って読み進めるのが大変でした。

 笑ったというか感心したところで言うと、胸で岩を砕く技です。まさか最後の最後にまで絡んでくるとは思わず……帝君もそりゃ「さすが」と言うしかない(笑)

 中盤を過ぎると、「そういえば仙楽国師ってどこ行ったんだ」という、うっすらとした疑問も解けて凄い天官賜福。登場後、花城が仙楽国師には尊敬を抱いていたのを知り「さすが花城だ!」と思いました。花城の世界には殿下と自分しかいないと思っていたら、端っこくらいに国師もいた……!
 小小花の頃に、仙楽国師にあんな言われ方をしたのに、尊敬と言えるのは、あの方に唯一付き添った国師の姿に自分を重ねたのかなと。離れている期間が長いとは言え、800年よりも付き合いが長い二人ですしね……

 地獄が何度もやって来ては、その間に挟まる花憐の接触、先生、読者を地獄に突き落とすのと、癒しの加減が絶妙で素晴らしいです。



 ここまでJJ簡体字版とラジドラの感想を書きましたが、日本語版はまだ小説四巻が出ていませんし、漫画ももうすぐ刊行ですし、今後も楽しみです。コラボカフェも再びやるそうなので、もし行けなかった方はぜひ!私も財力が許せば今度こそ城主の手ほどきを頼みたいのですが、誕生月のみなんでしょうか。
 そして本国の花城誕生日に発表された短編映画!?何が出るんでしょうか。
 ドキドキワクワクが止まらない!

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