消費者インサイトを探す

物が溢れ、消費者の欲しいものが気軽に入手できる時代に、新たな商品・サービスを開発するのは容易な事ではありません。しかし、いつの時代も自分の事業領域は飽和状態と思っている間に、新たな商品・サービスを生み出す人が出てきます。
時が移れば消費者の嗜好は変化します。その変化を捉えられるかどうかで、新たな商品・サービスの開発ができるかを左右するのです。
消費者の嗜好が目に見える部分は氷山の一角に過ぎず、実は水面下に眠っている部分が大半であります。その水面下に沈んでいる潜在意識が消費者インサイトと呼ばれるものです。
インサイト( Insight)とは「洞察」を意味し、消費者インサイト(Consumer Insight)とは「 消費者の購買行動に至るきっかけとなる潜在的な本音 」です。これを見つける事ができれば、売れる商品・サービスを開発することが可能になります。

では、消費者インサイトを見つけ出すためにはどうすれば良いのでしょうか。

まず、消費者の行動で当たり前と思われていることに、「なぜ?」という疑問を持つところから始まります。そのためにも消費者をよく観察することです。そして、なぜその行動をしているのかを探求することです。あとは消費者の利用シーンをイメージして商品・サービスの開発に着手します。

この日々の鍛錬が見る目を養い、消費者インサイトを見つけだす術を手に入れることができるようになります。

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