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01050109 くらしがあたらしいリズムをとりはじめてもいる

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世の中のまずまず多くの人の仕事始め。ゆるやかに動く。
図書館も今日から開いていたので、立ち寄って本を返しては借りる。
くらしがまたリズムをとりはじめている。


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昼、中華鍋でやきそばを作る。うまいこと水分が抜けたことで、軽い食感につながった。F1だったら大きな功績になっていただろう。

昼すぎ、メルカリで買ったカセットプレーヤーが届く。前々から欲しかったところ、先日見た映画『Perfect Days』にカセットが度々登場し、意欲が満ちて購入に至る。整備品はけっこうな値段だったので、再生確認ができているお値打ち品を選んでとりあえず試してみる。
体感再生速度が97%くらい(若干遅い)で、音が揺れている。正直アナログの味よりも劣化してるな~という印象が強かった。それでも、ひとつの文化が蘇った喜びが上回り、わたしの一存でこれでいくことにした。

夜、映画『フローラとマックス(原題Flora and Son)』を家で見る。
ジョンカーニー監督の最新作。感情の変化の芽生えを巧く表現し、それを音楽にも昇華しているというおそろしいほど素晴らしい作品を多く残している。
Apple TV+というあまり日本では表立っていない動画サブスクで独占配信していていた。
登録にはAppleIDが必要で、専らアンドロイドユーザーのわたしは手数がかかりまくった。昔作ったアカウントは凍結し、解除する秘密の質問も答えられず、その眠りから覚めることはなかった。この手のセキュリティは答えが頭に浮かんでも、ひらがな?カタカナ?漢字?アルファベット?半角?頭文字だけ大文字?とか入力の壁が立ちはだかり、成功した記憶がほぼない。好きなチームはそのうち変わる。新規アカウント発行もうまくいかず、結局アップルユーザーの妻のアカウントで登録する。

映画の話に戻る。
若きシングルマザーのフローラが、息子のマックスにギターをプレゼントするも受け取ってもらえず、フローラがギターをはじめる話。
音楽が生まれていく喜びと親子の仲が深まっていくことがとうまいこと重なっていた。うまくいきすぎなのでは・・・?と思う設定もあるけど、うまくいかない現実もつきつけられるので、バランスはよかった。
「レッスンの動画を探すも速弾きや自慢語りばかり」という楽器をやってる人に特に刺さるような描写もあってにんまりした。最高だった。



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妻と買い物に少し遠出する。
恵比寿ではDIYショップにいって次回作の構想を練って、最終的に保存食を買う。新宿ではレコードを漁ったり、IKEAで洗面器を買ったりと久々にあれやこれや買った。洗面器は畳むと檸檬っぽく、広げると銭湯の桶っぽくもなり、なかなか愉快なデザインだった。


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中華鍋で天津飯をつくるも、失敗する。
卵がたいぶぱさついてしまったのと、餡がすっぱすぎた。
炒めている途中でてんやわんやして炒める時間をかけすぎたのが原因な気がする。中華鍋は特に、準備をしっかりして対峙しなくてはならない。
しかしそれなりの味にはなって、やはりポテンシャルが高い。


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大きな決断を告げる。
ひとまずはうけとってもらえたようでよかった。
くらしがあたらしいリズムをとりはじめてもいる。

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