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一族の英才教育

8/22
ガラス教室初回に行く。機材の説明と工房の立ち回りを学ぶオリエンテーション回だった。棒をひたすら回す練習をした。ガラスはさわることもなく、なんだか懐かしい感じがする。素振りしかできなかった部活のあのころと重なる。


8/23
ふとした思いつきで手形をとる。銀行のやつではなく、幼稚園でとるようなやつ。


8/24
スーパーでカルピスアイスの箱を見かけ買う。おじいちゃんの家に夏は常備してあってよく食べていたことを思い出す。


8/25
知人の影響で骨伝導イヤホンを購入する。
はじめてだったのでアマゾンで3,000円くらいの手軽なやつを選ぶ。
音漏れが心配だったけど、静かな場所でなければ気にならなかった。当てる箇所によって音量が変わるのと、通常より端末の音量は上げないといけないところは注意が必要なようだ。そして脳内に直接訴えかけてくる感じがあって少々の恐怖を抱えて聞いている。
周りの音とミックスされるので、既存の楽曲がアンビエント音楽として生まれ変わって面白い。もともとアンビエントな曲はもっと街にとけこむので相性がよい。


8/26
最近『ラーメン発見伝』の格言をいろんなところで聞いていて気になっていた。しかしブックオフとかで全然見かけないし、おそらく近くの漫画喫茶にもなさそうだったので、ピッコマで読み始める。もともと電子書籍が得意ではないし、単話読みする風習はもっと得意ではないので、苦戦する。しかし面白い。日本大衆料理の深堀りと、ほどよい教訓感。美味しんぼに見向きもしなかった人生だったというのに数話ずずずずと堪能した。30代は料理漫画に目覚める時期なのかもしれない。しばらくメルカリを張る生活になりそう。


8/27
姉夫妻ともうすぐ2歳になる姪に会いに行く。たべっ子どうぶつのTシャツを引っぱり出して着ていったら、姪もたべっ子どうぶつのズボンを履いていた。一族の英才教育ははじまっていて語り継がれていた。
拝啓ゲッターズ飯田さん、8月は大人な恰好をということでしたが、どうやらわたしはまだこどものこころを捨てきれませんようです。


8/28
こんプロラジオに触発されて、麺つゆをだしから作って、そうめんといただく。ネットの記事をいくつか見てよさそうな工程を盗んでいった。
ざっくり抽出すると、昆布と鰹節を水に浸す→みりん・醤油を入れて沸かす→冷やす と想像より簡単にできる。蕎麦屋の味に近づき満足度が数段上がった。夏の終わりに夏のひとつの答えがでてしまったけど、まだ暑い日は続きそうだし、なんならあったかい麺類のでもいけるので、活用したい。
作っていて『簡単料理は簡単か?/有元葉子』の存在が頭をよぎり、本棚で再読する。すると、だしの延長で麵つゆとポン酢を自作する話が見事に載っていた。こんプロと有元葉子がつながるとは思わなかった。

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