ポケモンBW2のアクロマについて思う事

ポケモンには毎回悪の組織が登場します。
有名なのは初代、金銀クリスタルのあのロケット団。
アニメでもムサシ、コジロウはよく出ていましたよね。
そんな彼らが所属しているのが、ロケット団なのです。

そしてポケモンのブラック2、ホワイト2に登場するのは、ブラック、ホワイト同様プラズマ団。
しかしその頂点に立つ人物が異なります。
故に若干活動方針も変わっている様な…?

ブラック2、ホワイト2のプラズマ団におけるリーダー(ボス)は、アクロマというやけに若い科学者です。
元々プラズマ団の頂点にいたゲーチスとは、どうやら知り合いの様で…
何らかの事情があり、ゲーチスがアクロマを呼び寄せたみたいです。
行動理由が全く違うお二人なので、比較的早い段階で仲間割れしてしまいますがね。

そのアクロマを見て、私はある人物を思い出しました。
…先程自己紹介記事で軽く触れたばかりの人物、ヨーゼフ・メンゲレを。
メンゲレもどちらかというと若い方のメンバーでしたし。

アクロマはどうやら、研究に使える設備と資金さえあれば、どんな組織に属しても構わなかった様子。
その為、自身が求める答えを持っていそうだ!と判断した主人公との出会いをきっかけに、彼はどんどんプラズマ団の本来の目的からそれた動きを始めます。
何も知らず始めた人は、彼がまさか敵のボスだなんて思いもしなかった事でしょう。(私も初めて知った時には吃驚しました)
ちなみに彼はXYの舞台であるカロス地方にも行っていたらしく、それっぽい話をある道路にいる方から伺う事が出来ます。
そしてサンムーン、ウルトラサンムーンでも登場しますね。
ウルトラサンムーンの方は追加シナリオで大活躍!
アクロマが好きなら絶対やるべきですよ、ええ、力一杯おすすめします!

一方メンゲレは…まあ色々と…ね、此処では語れない様なあれやこれやをやった、と言われていますね。
有名なのは双子を使った人体実験。
あの…いくら好きとはいえ、これは流石に、と思う様なえげつない実験を沢山やっていたそうです。
彼の場合はあまりにも謎が多く、彼の近くにいた人達でさえ彼の本心を把握出来ていなかった様です。
人体実験などの極悪非道な行いについても、「命令があったからしただけではないか?」と、同僚だった方が話していたそうですし。
生存者の話によれば、よく音楽を口遊む方でもあったそうですし。(クラシック音楽を嗜んでいたそうです)

私が何故このメンゲレを思い出したかというと…
メンゲレはヒトラーの思想に惹かれてはいたものの、まるっきり同じ思想を掲げて動いていた訳ではありませんでした。
生まれた家庭、生まれた時代、生まれた国。
それらが少しでも違っていたら、ヒトラーとメンゲレは敵対していた恐れもあるのではないか、と思う様な微妙なズレ。
思いっきりズレていると案外対立はしないものですが、彼らの考えの微妙なズレはなかなかの諸刃の剣なのですよ。
分かり合えるとしたら何処までも深く理解し合える、けれども相容れぬとなれば徹底して敵対してしまう。
…そんな所が、ゲーチスと相容れぬ方へと動いてしまったアクロマに重なって見えたのです。

アクロマを知れば知るほど、なんかメンゲレっぽい人だなあと思う様になり…
そうなると今度はもっとメンゲレを知りたいと思う様になり。
其処から一年近く経った今、私は見事にメンゲレ漬けとなっております。
いくら詩を書いてもなんだかメンゲレ要素が抜けなくて。
多分…ちょっとした小説風の散文を書いたとしても、メンゲレだらけになる事でしょう。
現にこの記事がメンゲレだらけですからねえ。

ああ、そうだ。
詩を投稿する場がないですね。
何処にしようか…。
いや、そっと胸の内に秘めておいた方が良いのか、あの詩は。
詩を投稿する場については、朝起きたら考えるとしますか。

長くなってしまいましたね。
そろそろ終わりにしましょう。
ではでは、またいつか。

おやおや、金は取らぬと申しましたのに。検討していただけるだけでも嬉しいですよ。