英語を勉強したいと相談してくれた友だち
ある日、元同僚からメッセージが来ました。
要約すると
「パリオリンピックのチケットを買ったから少し英語をできるようになりたい。
オススメの勉強法を教えて」とのこと。
パリ🇫🇷に行くのに英語?????フランス語じゃなくて?
のっけから疑問符だらけの連絡をよこしてくるところが彼女らしい。
'英語ができる人'としてわたしのことを捉えてくれたのは嬉しいけど、彼女の英語力はおそらく皆無。義務教育が泣き出すくらい出来ないはず。
あ、メッセージの最後に「ちなみに自分の英語レベルは壊滅的」と書いてあったわ。だよね。イメージ通りだよ!
整理すると
・オリンピックで訪れる時だけなので日常で使う予定はない
・渡航予定は1年以上先
・英語の土台はゼロ
の友人。
この人が1年後に困らない英語…しかもフランス語圏で…??
わたしがパリに1泊した時は電車のアナウンスがフランス語で、駅名が聞き取れなくて苦労した記憶が強いんだよなー。
そもそも渡航先がフランスなら英語勉強する必要ないんじゃないかなー…?
根本的な疑問が止まらない。
でも彼女の中では「英語もできないのにいきなりフランス語なんて無理!」と思ってる可能性もあるんだよなー。
せっかく英語を勉強したいと言ってる人の気持ちを「フランス語やれ」の一言で折るのは忍びなかったので、真面目に"英語をできるようになる(主にリスニング&スピーキング)"方向で考えて返信。
「わたしは好きな海外ドラマを毎話3回ずつ観るのが1番手ごたえあったよ」
3回の内訳
「子ども向けアニメだったら難しい単語が出てこないから、観やすいんじゃないかなぁ。とにかく触れる量を増やすしかない!」
なんてことを書いて返事をしました。
それに対する彼女からの返事は…
「シャドーイングの意味を調べるところから始めてしまった笑
3回も見るすごい!
子ども向けアニメありかも😃
ピングーとか見ようかな😃😃」
ピングーーーーーーーー!!!!!!!!!!
あいつら喋ってないよ!!!!!!!!!
残念ながらピングーは英語勉強には使えないことを伝えるべきか悩みましたが、わたしに言われるよりも彼女が自ら
「英語勉強しようと思ってピングー見たら、そもそも英語喋ってなかったー!!」
と気付いた方が圧倒的に彼女の面白話として使えるよな、と謎の配慮がはたらき、グッジョブスタンプを押して会話を終わらせたのでした。
🐧🐧🐧
東京生まれ東京育ち・八景島シーパラダイスに行ったことがない別の友人とこないだシーパラに行ってきたよん!
そこでペンギンを見た時に、不意にこのやり取りを思い出したの。
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