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24’10.6 左肺にもブラックホール

こんばんは- ̗̀☾⋆ ̖́-
私の部屋から見える近くの部屋に今日から明かりがついていて、寂しくない夜です。
来た時はそんなこと思わなかったのに、ここ2,3日ホームシックです。
気持ちに余裕が出てきた証です。
そして昨日手元灯という存在に気づきました。ぼんやり優しい橙色をした明かりがついているとよく眠れるのです。
明日退院する主です(笑)もっと早くに気づきたかった〜!!

一日が、ご飯食べることと、トイレ、搾乳、哺乳瓶消毒、母乳届けるで構成されているわけですが、毎日毎日ヒヤヒヤや、ワクワク、ホッと安心があるので、あれ、これ今日の出来事だっけというふうな錯覚に陥ることが多々あります。
ちなみに今朝は7:00頃おはようを言いにNICUに行きました。お弁当(ミルク)持って。
そしたら心拍数158とかだし、手足もえらいこっちゃえらいこっちゃとすごい勢いで動かしておりました。
ペース配分が分からないこっこ。これで午後動けなくなるのを母は知っているので、そんなに動かさないでください、そんなハイペースで生きないで下さいと学生運動のような抑揚のない声掛けで、保育器という名のバリケードの外側から声をかけます。Nの看護師さんも「今日お父さんくる?何時に来る?」との事だったので、恐らく夕方ですと答えると「ほら、夕方だって。体力持たないよ!ちょっと休んで」なんて声掛けてもらって、あたしが帰る頃にはようやくちと落ち着いていました。それが10:00頃ミルクを届けに行くと、看護師さん二名と、いつ帰ってるのか不明な程朝6:00にはNICUにいて、夜21:00過ぎてもNICUにいるこっこの主治医がわがこっこの保育器の周りに何やら集まって、物々しい様子。
ミルクだけ届けて去ろうとすると、主治医が「すいません、左肺も緩やかに空気漏れてるのが確認出来たので気胸だと思うので、左肺にもドレーン入れますね」と説明あり。やっちゃってくださいと頭をさげる。初めての気胸のときは、え、このまま死んじゃうの、え、無理、受け止めきれない!キャパ!って感じだったのに、朝のあの一人パーティ状態を知っているので、母適応能力が発揮されて、母は、さっきのあのハイペースが良くなかったと思いますがあなたはどう思いますか?と頭の中で息子と反省会を開けるくらいには余裕があった。それから13:00頃、小児外科の医師から、無事処置終わって、落ち着いたと説明あり。
13:00頃こっこに会いに行くと鎮静かかってしっかりぐーすーぴーしている姿があって母は安心。主治医からも、左肺にもドレーン挿入し、血圧も落ち着いたと説明あり。気胸騒動はあったけど動脈管は閉塞したままで、脳内出血もなしと報告頂ける。動脈管はミダゾラムを入れていたけど副作用が初見されるようになったから別な薬を使うようにしたけどそれでも、閉塞できているという嬉しいお土産ももらえる。
その後夫がお見舞いにきて、あたしは搾乳中で遅れてこっこのところに行ったんだけど、マスクの鼻のところだけ丸く湿っているのをみて「泣いた?」って聞くと恥ずかしそうに笑う夫を見て笑えちゃうくらいには、余裕のあった一日。
明日もこの世界生きるのを一緒に楽しもうじゃないか。こっこよ。

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