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ウソのようなホントの話 私が今のところ怖くて読めないあるマンガについて

 私はGが世界一、いや宇宙一嫌いである。Gすなわちゴキ君です。ゴキと書くのも堪らなく嫌である。トラウマ級に苦手である。あの素早さに加えて飛ぶなんて反則級の恐怖である。

 もう7〜8年、いや9年ほど前の夏頃、私は実家にいました。そんなある日『テラフォーマーズ』というマンガを読み始めていた頃でもありました。詳細は割愛しますが、人間の火星移住計画ためにGが火星に送られ、その後Gを駆除する為に特殊な手術で人体改造された人間と、人間のような姿に大きく異常進化したGとの戦いの物語である。しかし、私はこのマンガを読むことを途中で挫折せざるおえなかった。

快適な住まいが一変
 実家ではほとんどGを見かける事はなかった。本当に何年かに一度見るか見ないかといった具合に。ところがその『テラフォーマーズ』というマンガを数巻読み始めてから、突如家の中で頻繁にドデカいGが現れるようになったのです。現れるたび私は始末できないので、家族に始末してもらっていたのですが、日によっては駆除したにも関わらず、次の日には別のデカいのが、また次の日もと連日姿を現すこともあり、また別の日には退治したと思った矢先、数分も経たないうちにいきなりデカい2匹目が現れることも…。そういうことが続くため、私はホントに精神的に参ってしまいそうでした。すいません、ホント無理なんです…。

今までこんな事はなかったのに、あのマンガを読み始めてからなのか、まさかと思いつつマンガは面白かったのでそのまま読み進めていました。けれど、Gの進撃は止まらず、退治しても出てくるので、だんだんとそのマンガを読むのが怖くなってきてしまい、とうとう読むのを諦めてしまったのです。

 そして暫くすると、いつの間にかGの姿を見ることもなくなりました。あの発生は一体何だったのだろうと。とても面白い作品であり、続きも見たかったのですが見れずじまいで今に至ります。たまたまじゃないの?と言われればそれまでですが、G嫌いの自分にとってはタイミングが良過ぎるというか悪過ぎるというか…

 ちなみに最後まで読まずじまいで途中までの話にはなるのですが、特殊な手術を受けて改造された人体は様々な生き物、昆虫から海の生物などその人に合ったそれらDNAと人間を融合させて、成功すれば昆虫なら昆虫の能力を人間大の身体能力として最大限に発揮させることができるのだ。そして作品の中では一応生物界のランキングもあるのだ。そのランキング第一位は人間である。まさに"人類の到達点"として、人間が生物界最強のランキングトップになる。人間が人間の潜在能力を最大限に発揮させると最強なのである。

最後に
 そんなハプニング?があったとはいうものの実写版の映画はちゃっかり観てるんですけどね。でも観てる時は出たらどうしようと戦々恐々としながらそわそわと観てた記憶があります。

 原作の中では日本原産オオスズメバチに変身した姿はカッコよく、強かったですね。そして"作中に出てくる"人類の到達点"というワードは当時の自分にとっては、すごいパワーワードだなと思いました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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