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文章を書く時の心得

大前提として自分の書いた文章なんて読まれないと思っている。

せっかく書いた文章なのだから、例え鼻をほじりながら書いたものであっても誰かに読んでもらいたいと思うのが書き手の本音だと思う。

なんならすごい人に読んでもらって、良い評価なんかもらったりしちゃって・・・。

妄想は膨らむばかりだ(鼻ほじってるくせに)

読まれる前提で書くから書けなくなる

読まれたいと思うのは悪いことではない。

でも、うまい文章を書く人たちを想像して、その人たちが自分の書いた文章を読んでいることを想像すると、途端に書けなくなる。

それはうまい文章を書く人に、うまい文章と言われたいと思うからだ。

人間とは、実に自分に都合よく物事を想像する生き物で、もう読まれる前提で悩んでいるのだ。

文章というのは、書くことでしかうまくならない。

筋トレのように、淡々と積み上げていくしかないのだ。

ポッコリお腹はすぐには凹まないのだ(経験談)

自分のように下手なやつほど数をこなすしかない。

そうすれば、そのうちにコツがつかめるもんだと信じているが、今のところそのコツとやらはつかめていない・・・。

でも続けるしかないのだ。

声を大にして言いたい!

へたくそな文章だって大丈夫だ。

どうせ誰も読んでないのだから。

昔の自分に向けて書けばいい

でも読み手を想像しなければ『誰に』『何を』『どうやって』伝えればいいのかもわからない。

文章をうまくなりたいなら、読み手を想像することは必要だ。

伝える相手は集団ではなく一人の方が良い。

そして、その相手は自分が楽勝で倒せる相手の方が良い。

『布の服』と『ひのきぼう』しか持っていないのだから、まずはスライムと戦おうではないか。

だから文章がうまいひとを読み手として設定してはいけない。

じゃあ歳下ならいい?

いや、今時自分より賢い小学生なんてごろごろいる。

世間は強敵ぞろいだ。

でも絶対に勝てる相手がいる。

昔の自分だ。

昔の自分に向けて文章を書けばいいのだ。

昔の自分より、今の自分は経験も知識も勝っている。

さあこれでノープレッシャーで文章を書き始めようではないか。

ほらっ

目の前に、鼻をほじりながら、ぽかっと口をあけた自分がいる(僕の場合)

まとめ

文章を書く上で読者を想像することは重要である。

ラブレターなら、読者は恋人。

スマホの説明書なら、読者はそのスマホの利用者。

自分は美容師としてブログを何年も書いてきたが、なんか途中で書けなくなる時がある。

それは自分よりレベルの高い美容師さんからのツッコミを恐れてしまうからだ。

そもそも読者設定が間違っている、そんな時は自分で自分にツッコミを入れる。

「お前のブログなんて、誰も読んでね~よ!」

そうカツを入れて、粛々とお客様に向けて書き綴る。

もし、

もしも、なんか間違ってここまで読んでしまった人が自分と同じような悩みを抱えていて、ほんの少しでも気楽に文章を書けるようになったのならうれぴ~。

一緒にnoteがんばろっ。

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