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アメリカという国

2023/01/03

引き続き2023年公開作品を追いかける

2023-50

TILL

人種差別に基づくリンチを連邦法の憎悪犯罪とする法律「エメット・ティル反リンチ法」
1955年にアメリカ南部でリンチされ殺された少年エメット・ティルの名前から命名されている。
この映画はその事件と少年の母親のことを描いている。

キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」を見た時も思ったけれど、作る側の「自分達が生きてるうちに後世の人たちのためにも何があったのか伝えたい」という圧倒的な強い気持ちで役者 スタッフが一丸となって作られた作品には圧倒されてしまう。

この映画もまさにそう。

ここ二日の間でアメリカ映画を3本見ました。
アメリカ公民権運動に繋がる大きな事件を描いた黒人映画『TILL』。ユダヤ系アメリカ人音楽家の話『マエストロ』。西部開拓時代に一攫千金を緩く夢見た若者の友情を描いた『ファースト・カウ』

いずれもさまざまな形でアメリカに移民してきた人たちが主人公の物語。

それぞれの映画を見ながら、
現代のアメリカの複雑さを想う

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