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‘22年1月22日【Netflix専用劇場求む】
2022年1月22日
「ミュンヘン 戦火燃ゆる前に」
1938年のミュンヘン会議の裏で、戦火を防ごうと、国を思い相手を思いながら、ドイツの機密情報に翻弄される 旧友二人、ドイツ人とイギリス人の青年の話。
最近の超お気に入り俳優のジョージ・マッケイくん出演の新作。
ネトフリ作品がどういう判断でどういうルートで日本で劇場上映されるのか知らないが「パワー・オブ・ザ・ドッグ」「ドント・ルック・アップ」などが劇場上映されたにも関わらず、この「ミュンヘン」やオリビア・コールマン主演の「ロストドータ」などは劇場上映がない。
今回「ミュンヘン」は配信日を心待ちにして早速見たけれど、これは映画館で見たい映画だった。
画面の中で、登場人物それぞれをしっかり大きく捉えた構図の画面も多く、この感じを大きなスクリーンで見たら、この話がよりドラマチックに感じられたかもと思いながら、物語を追って見てた。劇場で見たら泣いてたかも、と。
ヒットラーが台頭しつつあった頃の当時のドイツの若者たちが、どんな空気に呑み込まれ巻き込まれていったのか、その空気感も脚本にさりげなく織り込まれていた。
これはトランプの登場してきた当時のアメリカを現在の映画の作り手が実際に見てきたことによって、多くの人にわかるように描きやすかった部分もあるかもしれないな、と思ったけれど。
当時のイギリス首相ネヴィル・チェンバレン役に名優ジェレミー・アイアンズ。
イギリス人として、首相としての、その存在の重さと軽さが絶妙なバランスの表現力だったな、と。
今回のジェレミー・アイアンズもそうだけど、ジョージ・マッケイの出演する映画には彼と歳の離れた(出演する作品を選びそうな)名優との共演もけっこう多いな。
最近読んだ記事でジョージマッケイくんは ダニエル・デイ・ルイスが好きだと書いてあったのを読んだ。
もし、二人が共演するとしたら、アイルランドものか、コスチュームものかなあ
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