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アリスから始まった
2022年9月4日
映画の歴史の中に埋もれて、多くの人に知られることのなかった、1896年から1920年の間に活躍したアリス・ギィ という世界初の女性映画監督で製作者の存在を追うドキュメンタリー。
ナレーションはハリウッドの大姐さんでもあるジョディー・フォスターとくれば見ないわけには 笑
当時の記録が相当に適当だったからなのか、女性だからだったのか、わからないけれど、アリス・ギィが監督制作した映画は記録があっても男性製作者のクレジットになっていたり、男性とうまくやってた別の女性映画監督の名義になってたり?と、アリスの本当の功績記録を探し追い求めてゆくドキュメンタリー。
物語映画のパイオニア一人らしいけど、黒人映画を制作したり、男と女の仕事を反転させたドラマを作ったりと、自由で隔たりのない発想で映画を作っていたようで、その映画を喜んで観た人もいただろうけど、当時のことを考えるとかなり厳しい立場にもなっていたのではないかな、と。
もう少し知りたいなと思ってパンフレットも買ったけど、寄稿者に上野千鶴子という名前を見ただけでゲンナリしたので読み進めてない。
ジェンダーとかそういうことは関係なく、映画好きな人にはおすすめのドキュメンタリーです。
現代のYouTuberの存在も特に目新しいことでもないんだよなあ、と思ってしまう作品でした。
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