見出し画像

「仕事の報酬は”ファンの声"」PRの力でeスポーツを盛り上げるSNS運用の仕事とは?【WPRZT社員インタビュー】

どうも!eスポーツ総合商社 ウェルプレイド・ライゼスト(WPRZT)の広報部で今日も息をしておりますウェル子チャンです!主な生息場所はTwitterです!(ドヤ

「ウェルプレイド・ライゼストで働く人ってどんな仕事してるの?」
「eスポーツの大会やイベントに興味あるけど…」

そんなeスポーツ業界やWPRZTに興味を持ってくれた人にもっと会社のことを知って欲しいと思い、今回のnoteでは社員インタビューをわたくしウェル子が行いました。

今回取材をしたのは、広報の出倉さん!!!

出倉さん

「彼女のSNS運用でさらに大会は盛り上がる!SNSを駆使して視聴者に魅力を伝えるeスポーツ広報」な彼女に話を聞きました!(ウェルプレイド・ライゼストで一番の”熱血ガール”だとウェル子チャンは思っているのでそれが伝わるといいな!笑)

ーーーーーーーーーーーーーー

ーーたまたま入った会社にeスポーツ事業部があったというだけ

ウェル子(以下、ウェ):では早速ですが最初に学生時代から就職、今に至るまでを簡単に教えていただきたく!

出倉さん(以下、出):2014年に新卒で株式会社SANKO(2016年に設立したRIZeSTの親会社)に入社しました!
それも別にもともと広告代理店で働きたいとか、当時すでにSANKOが関わっていたeスポーツ事業をやりたいとかという気持ちはなかったんですよね。

ウェ:え、じゃあ何になりたかったの???

出:教師を目指してたんです!
これは今の自分にも通ずるところがあるんですけど、”何かを輝かせることが好き”と言う気持ちと、”誰かが成長している様子を側で見たい”という気持ちが大きくて。

でも教育実習のときに、「自分がもっと色んな世界を知らないと子どもたちに何も教えられないな。よし、一回社会人になろう!」と考えて、さらに「”何かを輝かせること”って代理店の仕事に近いのでは…」と思いSANKOに入りました。

ウェ:(ここまで全くゲームとかeスポーツの単語が出てこない…!笑)
※ちなみにSANKOは2010年からeスポーツチームを社内に立ち上げて取り組んでいたんだよ!

出:SANKOで働いて3年後に教師に戻りたいなと思ってもいましたね。笑
たまたま入った会社にeスポーツ事業部があった、というだけなんです。

画像1

ウェ:(えええ!まさかの「そこにeスポーツがあったから」パターン!?)
じゃあ子ども時代もゲームには触れてこなかった???

出:いや、それで言うともともとゲームは好きでしたよ!
小学校5年生からオンラインゲームをしたりとか、弟がやってるゲームを見たりして楽しんだり。

でもあまりゲームが得意なタイプではないので、自分でプレイするよりも、そのころから圧倒的に視聴者としてゲーム実況を楽しんでましたね。笑

ーー「なんでゲームの勝ち負けで泣いてるんだろう」という感情になった

ウェ:意外と就職のきっかけはゲームとか全然関係なかった…!笑
そんな中でゲームに関わり、eスポーツにのめり込むようになったきっかけってなんですか???

出:忘れもしない、2014年に営業時代に初めて行った”東京ゲームショウ”です。当時からクライアントのロジクールさんの案件でゲームショウに行ったんですよ。

そこで今でも忘れられないのが、『League of Legends Japan League Grand Championship(リーグ・オブ・レジェンド ジャパンリーグ グランドチャンピオンシップ)』でのDetonatioN FocusMe(デトネーション フォーカスミー:DFM)とRascal Jester(ラスカル ジェスター:RJ)の試合でした。
※その時の記事はこちら

最終的にDFMが勝ったんですけど、それで選手とか監督とかみんな泣いてるんですよ。

ウェ:ほう!そこで熱量に圧倒されてテンション上がってファンになった感じ!?

出:いや、逆ですね。笑
「なんでゲームで泣いてるんだろう」「ゲームで感動する場ってあるんだ…不思議」という感情に自分の中でなったんですよ。

恥ずかしいながらその当時、DFMとRJの試合に”選手や監督が泣くほどのドラマ”があったというのはその時はわからなかったんですけど、「なんでみんなあんなにゲームの試合で涙を流しているんだろう」という気持ちになって、eスポーツへの興味にまでつながったんです。

そこから会社としてeスポーツの仕事が増えてきたのと、私自身の所属部署も営業からPR担当の部署に異動になったこともあり、「eスポーツ×PR」で関わることが増えたんです!
この頃から一気にeスポーツにのめり込んでいきましたね!

画像5

ーー大学時代のフォロワーはリア友くらい。それも鍵アカでした。笑

ウェ:今はウェルプレイド・ライゼストの仕事でクライアントのSNS運用に関わることが多いと思うんだけど、ツイッターとかSNSはもともと好きだった???

出:いや、こちらもまた正直、SNSは得意でも好きでもなかったです。笑
もともと自分から積極的に手を挙げて運用に関わらせてもらったわけではないんですよ。

どちらかと言うと、”クライアントが持つ課題に対しての解がSNSだった”ということです。そこに解があるならと思い、そこから必死でSNSの運用について学んだり、実践したり、もう最初は手探り状態でした。

ウェ:クライアントが考える課題や要望というのは具体的に?

出:「若いゲーマーが参加、視聴したくなるイベントやキャンペーンってなに?」「SNSで最近の若い人がよく見る情報ってどんなの?」というものから、なんかぼんやりと「SNS活用したい」なんて要望もありましたね。

ゲーム好きなメンバーも社内に多かったので、ゲーム周辺機器を扱うお客様や、自社のゲームタイトルを使って大会を主催するコンテンツホルダー様からアドバイスを求められることが多かったんです。
当時は2015年~2016年くらい。もうこの時から「自社の商品・大会をもっと広めたい」とか、SNSを使った施策の要望がクライアントから出ていたんですけど、経験者が少なく手探り状態で進めるような状態でした。

ウェ:その頃からSNS、主にツイッターを使ってファン獲得や商品の販売数を増やしたいっていう希望が企業側にもあったのね。。。

ーー「試合速報」や「スーパープレイの切り抜き動画」の発信がめちゃくちゃ重要なんです!

ウェ:ちなみにツイッター運用ってどんなことを具体的にするんですかね?

出:そうですね、私普段は⇩のような感じで大きく2つに分けてツイートしてるんです。

・大会(試合速報やスーパープレイ):試合当日にリアルタイムで試合速報や、試合・選手情報、会場の様子などを写真や動画を絡めてファンに伝える

・製品紹介:スポンサードしているeスポーツチームとメーカー側の商品を絡めて宣伝する

その中でも「大会」の方にある「試合速報」や、「スーパープレイの切り抜き動画」なんかの発信は、大会にすごい良い効果をもたらすんです!
ツイッターで言えばRTからのRT、イイネからのリーチなどを経て投稿したツイートを目にした人が、企業や大会のツイッターをフォローしていなくても、選手や大会のファンになってくれる可能性があるんですよ。

画像3

ーーSNS運用の仕事で一番大変だったのは…

ウェ:SNSは上手く使えば影響力を最大化できるというのもありつつ、今までで一番大変だったことってなんですか???

出:うーん…やっぱり大会やイベントに参加している選手、その選手のポジションはもちろん、使われているキャラクターやスキル、メタ、マップなどの情報を覚えてちゃんと理解していないと、”ファンの共感を生み出すようなツイート”は出来ない、というのが大変かな。

あとは”時差”ですね。
かなり前にブラジルで開催予定の大会運営に関わったんです。ブラジルって日本とほぼ真逆の時間なので、あちらが昼の12時に打ち合わせしたいという時、日本は夜中の0時だよ、というね。笑
世界規模の大会に関われるのは楽しいんですけど、これは体力的に結構しんどかったですねー!

ウェ:それが大会期間中ずっととかになったらさすがに昼夜逆転しちゃう…!

ーーファンとリーグの窓口として最前線にいること

ウェ:ちなみに過去に出倉さんが関わった案件で具体的に話せたりするのってあります???

出:はい!ライゼスト時代の2018年から関わっていた「PUBG JAPAN SERIES(PJS)」が自分にとって良い機会だったのでお話させてください!

その時も、スーパープレイの紹介や、舞台裏、そして選手たちへのインタビューなどの投稿を通してファンと繋がり大会を盛り上げるというミッションの元、私たちが試合速報の運営を担当していました。

画像4

選手やリーグの魅力を制作チームが作った配信コンテンツをもとに、お茶の間の視聴者へお届けする。ファンとリーグの窓口として最前線にいることを意識していましたね

ウェ:それが出来るのがSNSの強みだよね!より視聴者に深く大会や選手のファンになってもらうための情報や素材をツイッターで投下する!

ちなみにPJSのSNS運用で嬉しかったこととかあります???

出:投稿にイイネ、RTがたくさんつくのが単純に嬉しい!!!笑

ウェ:それはめちゃくちゃわかる。笑

ーー”ファンと同じ目線で運用出来てる!”って思うんです

出:もちろん嬉しかったことはそれだけじゃないです。
ユーザーの反応の中でも、私が投稿したスーパープレー動画にわざわざ引用RTで、「確かにこの場面すごかったよね!」というコメントが付いていたときは飛び跳ねそうになるほど嬉しくて!!!

”ファンと同じ目線で運用出来てる!”って思うんです。笑
もうこれがめちゃくちゃ仕事のやりがいに繋がりますよ。

あとは自分自身がPJSのファンなので、SNSを運用してファンの方々と一緒に大会を盛り上げることができるのは嬉しいですね。

ウェ:ファンの人たちの顔は見えないけど、ツイートから伝わってくる嬉しさや楽しさを感じたときは最高だよね(わかる)

他にもPJSについて思い出ってあります???

出:クライアントとの思い出かな。
広報とかPRって、雑誌・テレビ・新聞とかメディアの方々と関わることが多いイメージだと思うんですけど、SNSの運用という業務を通して、大会主催者やクライアントにお会いする機会も多くて。

特にPJSでご一緒したDMM GAMESさんは、担当の方が本当にPJS愛に溢れていていたんですよ。。。
大会以外の通常のSNS運用はその担当者の方がやっていたんですけど、普段から愛を持った反応や絡みを選手やキャスターにしていて。笑

その絡み方(接し方)が私にも「あの担当者さんリーグの大ファンなんだな」と思わせてくれるんです。
そんな熱い方と一緒に仕事出来たのも楽しかったし、社内でも社外でもハートの熱い方ってやっぱり一緒に働くと楽しいですよね。

ーー大会動画のコメント欄を見返しながらお酒を呑むんです

ウェ:視聴者やファン、そしてクライアントとも良い関係を築けると仕事がぐっと楽しくなるよね。
ではSNS全般の話に戻らせてください!!!この仕事(SNSの運用)の魅力ってどんなところですか???

出:ツイッターの運用はめちゃくちゃ楽しいです。ツイッターを通してファンの人たちの反応を一番に見ることが出来ますからね。

画像2

運営チームの人たちは大会やイベントが全部終わった後に、配信した大会動画のコメントを見ながらお酒を呑んだりもするらしいですよ。笑
「自分たちがやったこと(配信)の報酬は、ファンの人たちの視聴やコメント」って言ってました。素敵ですよね。

ツイッターも同じで、”自分の発信を通して誰かに影響を与えることができる”と言うのが魅力です。

ーー「自分・視聴者・クライアント」の3者の中で誰か不幸になる人がいないか…

ウェ:出倉さんはクライアントやファンとSNSを通して良い関係性を築いているように私からは見えるんですけど、何を気を付けてツイートしてるんですか???

出:「自分・視聴者・クライアント」の3者の中で、自分の運用によって誰か不幸になる人がいないか、という目線は常に意識していますね。

あとは一般的かもですが、「何をどのタイミングでどうやってツイートするか」はとても大事だし、中の人のキャラ設定や口調だって事前に決めないといけない。
炎上したらその企業の看板を燃やすことにもなるので、めっちゃ責任がある仕事ですよ…!

ーーSNSをちゃんと運用できるとこんな良いことも

ウェ:でもそんな大きな責任を感じながらも、やっぱり視聴者やファンの応援を直接ツイッターなら文章で見れるのは最高ってことですな!!!

ちょっと今日のインタビューが終わりに近づいているんですけど、最後にこの仕事のやりがい的なのってあります???

出:SNSをちゃんと運用できると、他の仕事でも活かせる!ということですかね。情報を整理する、周りのことを考える、文章を書く、などの能力がつきます。

ゲームへの知識・理解度がある・活かしたい人にはピッタリなお仕事ですし、何より結構重宝されるんですよ。笑

ウェ:批判ツイートとかあるとつらくない???

出:批判ツイートに対してはいちいち怒らなくはなりましたね。「うぇーん」と悲しい気持ちにはなるんですけど、「こんなこと言うなー!」って毎回本気で怒ったりはしなくなりました。

そりゃ批判されたらめっちゃ悲しいですけどね!!!笑

ウェ:そりゃウェル子も批判されたら凹むわ。笑
他にこのnoteを読んでくれている人たちに伝えたいことあります???

出:私が2016年くらいからSNSを通してやってきた大会速報とかって、もうここ数年で一般化してきたと思っていて。よりオリジナル性を出していかないといけないな、と最近強く感じています。

特に同じタイトルでも大会がたくさんあるので、ファンの時間の奪い合いになっている部分もあるな、って。
そんな中で「自分が担当する大会に興味を持ってもらうためにはどうすればいいのか」「見続けてもらうためにはどうすればいいのか」日々模索しながら、新規層にも魅力的な情報を届けていきたいですね。

選手やインフルエンサーにも協力してもらって、”仲間を作っていく”ことが大切だと思います!

ウェ:仲間をつくっていくってすごい良い!
出倉さん、今日はありがとうございました!

■あとがき■
同じSNSを愛するものとして共感できるところがたくさんあるインタビューでした!熱血ガール・出倉さんは今日も元気。笑
eスポーツの仕事っていうと配信や運営とかがフォーカスされがちだけど、色んな職種の人が集まって大会を盛り上げて創り上げているっていうことがこのインタビューから少しでも伝わるといいな、と思いました。

そして、この業界に興味を持ってくれた人はぜひウェルプレイド・ライゼストでお会いしましょう!!!
そして「こんな職種の話聞いて欲しい!」というリクエストもお待ちしております☆

そしてウェルプレイド・ライゼストでは仲間を募集しております!
プロデューサーにディレクターから、デザイナー、新規事業開発まで色んな職種で募集しておりますので、ぜひ下記サイトをご覧ください。

そして「採用受けるかどうかまでわからないけど…」とまだ少し迷っている方はぜひ今だけ実施中の「カジュアル面談」にご参加くださいませ!

「とりあえず気になる会社としてウォッチしておきたいぜ」という方は人事・マッキーのツイッターをフォロー推奨です。

最後に畳みかけるように採用について書きましたが、「eスポーツの大会やイベントシーンを盛り上げたい!ゲームが上手い人が称賛される世界を創りたい!WPRZTのメンバーと働いてみたい!」どんな理由でも大歓迎ですので、ぜひお待ちしております…!

では次回のインタビューをお楽しみに…!
ウェル子とはTwitterでお会いしましょう。笑