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【24/05/21】地方創生のために製造業ができることは?

こんにちは。
一般社団法人Glocal Solutions Japan
代表理事の深野です。
 
前回のメルマガでは、
半田市でのオープンファクトリーの成功事例についてお伝えしました。
 
さて、今回はこれからGSJがどのように支援していくのか?
今日はこれからどう展開していくのか
未来の話をします。
 
GSJの目指す外需型の地方創生を実現するには、
いくつかのステップに分けて考える必要があることに気が付きました。
 
半田市の製造業の多くは
1社で完成品をつくれるとことは少数です。
どちらかというと、部品や加工ができる企業が中心です。
 
そして、大手企業の協力会社をしてきましたが、
強固な横のつながりがありません。
ビジネスでの協力関係もありません。
 
これらの企業が新たな取組みとして
「ものづくりで共創」を目指すのであれば、
まずはお互いを知るところから...
 
ですが、それができてないからこそ、
オープンファクトリーを開催しました。
 
しかし、信頼関係をつくりましょう!
といっても、なかなか簡単ではありません。
 
1度イベントを開催したくらいでは不十分です。
共創するには信頼関係の構築が必要です。
これには時間がかかります。
 
ではどうしたらよいのだろう?
 
仕組みで習慣をかえるところから
考えてみることにしました。
 
そこで考えたのが
地域のハブとなる場づくりです。
 
地域とのつながりを築くための第一歩として、
地域のハブとなる場を提供することが重要です。
 
具体的には、地域のコミュニティカフェなどを設置し、
以下のような交流の場を設けます。
 
1.地域の子供や学生と企業の交流
 
コミュニティカフェでは、地域の子供や学生と地域の企業の方々が
自由に交流できる場を提供します。
 
これにより、若い世代が地域の製造業に興味を持ち、
将来的な担い手となることを期待しています。
 
2.製造業従事者の交流
 
地域の製造業従事者同士が情報交換や技術共有を
行う場としても機能します。
 
これにより、地域内のネットワークが強化され、
連携が生まれやすくなります。
 
3.外国人労働者の融合支援
地域のハブとなる場では、
外国人労働者が地域社会に融合できるよう支援する取り組みも行います。
 
具体的には、以下のような活動を予定しています。
 
a) 文化交流イベントの開催
異文化理解を深めるためのイベントを定期的に開催し、
地域住民と外国人労働者が互いの文化を尊重し合う環境を作ります。
 
b) 生活支援プログラムの提供
日常生活で必要な情報提供やサポートを行い、外国人労働者が安心して生活できる環境を整えます。
 

  1. 共創の場としての役割

このようなコミュニティカフェや交流の場を提供することで、
人と人とのつながりが生まれ、地域の製造業が身近な存在になります。
また、地域の企業の方々が自分の思いを語り合う場としても機能します。
 
これにより、以下のような効果が期待されます。
 
a) 地域製造業コミュニティの形成
共創する地域の製造業コミュニティの土台作りとなり、地域全体の活性化に寄与します。
 
b)新たなビジネスチャンスの創出
企業間の連携が強化されることで、新たなビジネスチャンスが生まれやすくなります。
 
 
GSJは、この取り組みに対して次のような支援ができると考えています。
 
<運営サポート>
コミュニティカフェや交流イベントの運営をサポートし、円滑な運営が行われるよう支援します。
 
<域外との交流を強化>
GSJのネットワークを活用し、国内地域の製造業コミュニティや海外の製造業とのつながりを構築します。
 
<専門知識の提供>
各種プログラムの実施に必要な専門知識を提供し、取り組みの効果を最大化します。
 
<未来への展望>
地域とのつながりを強化し、
外国人労働者が地域社会に融合できる環境を整えることは、
持続可能な地域経済の発展に不可欠です。
GSJは引き続き、地域の皆様と共に地方創生に取り組み、
共創の場を提供することで、地域の未来を支えていきます。
 
現時点ではこのような方向性で進めます。
また、実践しながら状況をみて最適な方法を
とっていくようにします。
 
これからも、進捗状況をお伝えしていきますので、
ぜひ、応援してください。
 
私たちの活動に一緒に参加したい方も大歓迎です。

一般社団法人Glocal Solutions Japan
代表理事 深野裕之

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