見出し画像

【Glocal Shift Programme】〜個人探究相互レビュー会編〜

こんにちは!インターン生のみぞです。

高校生が社会課題への提案を行い、また自分自身の人生を深めていく「グローカルシフトプログラム」💐

今回は12月17日に行われた個人探究相互レビュー会の様子をお届けします。相互レビュー会は、個人探究最終報告の場となる3月のオープンセッションを見据え、現段階での課題設定・調査結果・考案中の解決策を発表し、高校生同士で(+スタッフからも)フィードバックを行いました。個人探究は個人での活動・作業が多くなりがちですが、こうした機会で自分の探究についてアウトプットを行うだけでなく、他のメンバーの探究・発表に触れることで良い刺激を受けることができたのではないでしょうか。

◯オープンセッションについて

まずは3月のオープンセッションについてイメージを掴むための告知が行われました。

オープンセッションの目標は以下の通りです。

3月に実施するオープンセッションは、ただ提案を発表・報告して終わる場ではなく、様々な人を巻き込んでワンステップ踏み込んだ対話が起こることを、誰かが変わることを目標とした、誘導・体験の場となるよう計画しています。

◯チームに分かれて相互レビュー

今回はサンタチーム🎅とトナカイチーム🦌の2チームに分かれて相互レビューを行いました。チームに分かれた後は簡易的なチェックインを行い、早速それぞれの発表がスタートしました。

サンタチーム🎅の発表の様子

高校生の探究テーマ
・メイク×メンタルヘルス
→メイクをするorしないを選択できる社会にしたい!
・LGBTQ 
→学校にいる同性の「推し」を人目を気にせず堂々と推したい!
・生きがいのある人生
→楽しい人生を生きたい!副業しやすい社会にしたい!
・地方創生、少子高齢化
→自分の住んでいるむつ市(青森県)を若者が戻ってくる街にしたい!

高校生の発表より一部抜粋

などなど、様々なテーマで探求の進捗を発表してくれました。高校生同士の相互レビューは口頭での対話&Googleフォームを使用して行いました。

高校生同士でのフィードバック
・「LGBTQについて学校で教育を行う」と言っていたけれど、逆に子供から大人に伝えられることもあるんじゃないかな。
→めっちゃいい意見!考えてみます!
・メイクについて。ファッションの分野では、メンズサイズを取り入れ、色味や柄も男性的なものを身に着ける女子を「メンズライク女子」と呼ぶ。私もメンズの服をよく着るけれど、別に変な目で見られることはない。でも、男の人が女の人の服を着るのはあまりない。女子が男性の服を着てもいいのはなんでなのか気になりました。
→メンズライク女子、ちょっと前に始まったよね。調べているうちに、昔はスカートが主流だったけど、女性も働きたいという社会運動の興隆・女性も凛々しく生きたいという風潮の中で、女性でもズボンを履くのが普通になってきた。でも今でも男性は強い立場じゃないといけない(家庭を支えないといけない)という風潮があるから男性が女性らしい服を着るのは受け入れられにくいのではと考えています。

高校生同士のフィードバックより抜粋
トナカイチーム🦌ではオンラインで参加してくれたメンバーも!

◯推し投票

発表&フィードバック後はGoogleフォームを使用し、推し投票を行いました。

「推し」とは?

今回の相互レビュー会では順位を決めたり優劣をつけたりせず、「推し」という言葉で投票を行いました。

サンターチーム🎅は投票先がばらけ、みんながそれぞれの「推しポイント」を見つけていました。トナカイチーム🦌では「全員推しで一人に決められない!」というメンバーもいました。

最後はお互いに素敵だと思った部分を伝え、最終報告会へのモチベーションを高めながら相互レビュー会を終えることができました。

◯来年の活動に向けて

次回の活動は年を跨いで来年1月となります。3月に行われるオープンセッションに向け、高校生たちが走り抜けます。私(みぞ)を含むインターン生・スタッフも全力で伴走しますので、皆様も高校生の活動を見守っていただけますと幸いです。

それでは、よいお年をお過ごしください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?