成長を加速させる学びの旅【前編】GLOBIS 学び放題アンバサダーが、大学院へのステップを踏み出したきっかけとは?
ビジネスの共通言語を学ばないと、会話が通じないと感じるように。
ーーそもそも、グロ放題を始められたきっかけは何だったのでしょうか?
横田さん:新卒で営業事務として、国内事業部門の営業アシスタントをしていたんですが、2年目で海外事業部門に異動することになったんです。そのとき一緒に働くことになった上司が、ちょうどMBAを取得しようと学ばれている時期で。だんだんと、その上司と会話が通じなくなっているな‥と思う部分が多くなってしまったんですね。これはさすがに、自分でもビジネスの共通言語だったり、考え方を学んだ方がいいなと思うようになったのが、グロ放題を始めたきっかけです。
あとは社内研修の一環で、社外の方々とチームを組んでビジネスモデルの構築にチャレンジするっていうイベントに参加したのですが、そのとき私がいたチームを引っ張ってくださったリーダーが、ビジネスの共通言語にとても明るい方だったんです。物事がサクサク進んで、とても実り多い研修になりましたが、あとで聞いたら、そのリーダーはグロービス経営大学院に在学中の方だったと分かりまして。偶然の出会いとはいえ、かなり思い出深い1日になりました。
いくら資格を取っても、なかなか実務に結びつかないもどかしさ。
ーー小西さんは、いかがですか?
小西さん:僕は電気設備の専門商社に勤めていますが、最初は営業職、その後に情報システム部門など、いろいろな部署を渡り歩いています。その中で、必要な資格を取得することに対しては、それなりに努力できていたと思うんです。簿記とかね。でも、なかなか実務に結び付いている感覚を得られなくて。なんとか仕事に直結する形でスキルアップを果たしたいと思って、探し出したのがグロ放題でした。
特に、思考系の動画は目からウロコが落ちましたね。自分に必要だったのは資格の知識もですが、それ以上にビジネスに対する考え方・捉え方が大事だったんだなと気づかされました。
ナノ単科受講で「勉強会」に出会い、仕事の悩みも打ち明けられるように。
ーーその後、横田さんはグロ放題だけでなく大学院の単科受講へ、小西さんはナノ単科受講へと進まれています。そのあたりについて、聞かせていただけますか?
横田さん:ちょうどグロ放題を始めた頃に「ナノ単科がスタートしました」というお知らせが届いたんです。科目は「リーダーシップ」や「キャリアビジョン」を冠するものでした。その頃、自分がリーダーになるかどうかなんて全く考えてはいませんでしたが、少しずつ後輩に仕事を教える機会も増えて、どうしたら仕事ができるようになるんだろうとか、どうやったらみんなが気持ちよく動いてくれるんだろう、といったことにモヤモヤしていた時期ではあったんです。
そこで、ひとまずナノ単科を受講してみたのですが、本当に学びが多くて。最初はメモを取るのに必死でしたが、クラスが終わった後に学んだことを整理する機会として「勉強会」をやったらいいよと教えてもらったんです。勉強会では、クラスで学んだことの復習はもちろんですが、いろいろな業種や職種の方々と雑談できる時間が特に有意義でした。すでに会社経営をされている方々もいらっしゃるので、仕事上の悩みも気軽に相談できますし、いただくアドバイスの重みというか説得力も違っていて。勉強会に参加することで、自分の中のいろんなモヤモヤをフラットに打ち明けられる場所があるんだと分かったことが、すごく励みになっています。
小西さん:勉強会には、本当に助けられますよね。ナノ単科では一時、コアチームと呼ばれる学生同士のつながりがあって、そのメンバーが勉強会を呼び掛けていました。その流れが今も、なんとなく受け継がれている感じですね。6週間の受講期間が終わっても、ゆるくですが定期的に続いている勉強会もあります(笑)
勉強会って当日までに自分でいろいろ調べたり、ある程度準備してから参加しようという気持ちになりやすいんですよね。その積み重ねが結局いちばん良い予習・復習になるので、学んだことの定着度合いが全然変わって来ます。1人きりで動画学習を続けているだけだったら、インプットはたくさんできても勉強会などでアウトプットする機会がないので、こんなに学びが深まっていないだろうなと思います。
横田さん:ただ最初の方は、勉強会で「発言する」っていうだけでも勇気が要りましたし、ガチガチに緊張してしまってました。でも、まわりの皆さんがとてもあたたかくて。予習・復習のときも、分からないことは「分かりません」と正直に伝えるようにしていました。そうすることで、まわりの皆さんがたくさん助け船を出してくださるので、すごく有り難かったです。
大学院の予習にも!通勤途中のスキマ時間で、グロ放題を有効活用
ーー大学院を卒業されたおふたりも、グロ放題の動画は活用されているのでしょうか?
梅村さん:予習のために観ることが多かったですね。特に実務でなじみの薄い領域だと、大学院のシラバスに沿って課題をやりきるって、なかなか難しいんですよ。手元に何もない状態だと、そもそも何をどう考えるべきなのか、道筋がつかめなかったりもするので。そんなときにグロ放題の動画をいろいろ観て、あぁなるほど、こういうことかって腹落ちしてから課題に取り組めたので、かなり助けられました。
通勤途中の電車の中とか、スキマ時間を見つけて観ていたので、予習の効率も上がりました。動画で予習ができる大学院ってのも、なかなか令和っぽいですよね。
幸原さん:大学院の教員の方が出ている動画も多いですよね。授業の終わりに教員の方から、自分が出てる動画はこれだから、復習用に観てくださいねって教えてもらって観る感じでした。特に***カネ系科目なんかは分からないところが多すぎて‥(笑)繰り返し観ることでやっと理解できた、ということが何回もありました。
梅村さん:でも、一方で「わかるとできるは違う」ってことも実感しています。確かにテキストを深く理解するために動画学習を進めれば、考える糸口を見つけることはできる。ただ、それだけでスッと課題が仕上がるかというと、そうでもない。
理解できている状態から、自分でやれる状態に到達するまでにはそれなりのプロセスが必要なんですよね。課題に取り組みながら、気になることが出てきたら動画を観て、また続きをやって。それで結構できたなと思っていても、いざ授業に臨むと、そうだったのか!とか、こう使うのかーっていう発見の連続で。それで勉強会したり、また動画に戻って復習したり。この繰り返しを継続することで初めて、自分自身がアップデートされていくんだなと思います。