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GLOPLAのドメインエキスパートとは

こんにちは!グロービスで、7月からGLOPLA事業開発室のドメインエキスパートを担当しています加藤です。

今回の記事では、ドメインエキスパートがやっていることと、それによって得た知見を皆様に共有したいと思います。

GLOPLA事業開発室ってなにをしているの?

まず、そもそもGLOPLA事業開発室はなにをしているチームなのかというと、
学習管理システム、GLOPLA LMS(Learning Management System)を作っているチームです!
企業内の研修を一括管理できるシステムで、社内の学習コンテンツを集約し、必要な学びを届けられる、誰でも「使いこなせる」シンプルな学習管理システムとなっています。

ドメインエキスパートってなに?

さて、そんなGLOPLA事業開発室のドメインエキスパートはなにをしているのか?
ドメインエキスパートとは、GLOPLAのターゲット顧客である大企業の人材育成業務の実際の運用や知識を把握し、プロダクトの体験や概念に反映する専門家です。
プロダクトは作る上で、想像ではなく実際のドメインに合わせて作る必要があるため、プロダクトの提供価値を高めるために、ドメインエキスパートがチーム全体にナレッジを体系的に展開してます。
直接顧客にお会いすることもあり、チームで言うと、ビジネスのチームに所属しています。

どんなことをしているの?

大きく分けると、集約・定義・展開の3つです。

  1. 集約
    顧客との打ち合わせや、人事セミナー等で得た、顧客の事実を集約し、
    実際に顧客が求めていることはなにか?を整理しています。

  2. 定義
    UI/UXの価値を高めるため、集約した情報やペルソナを元に、 GLOPLAの仕様や用語、概念を定義しています。

  3. 展開
    集約した顧客の実態ををリファイメント等でエンジニアにお伝えしたり、 改善要望をカスタマーサクセスと連携してPOに起案等しています。

全体の具体的なフローは以下です。

このように、ドメインエキスパートはビジネスチームと開発チームの両方を跨いでドメインの情報を還流させることで、チーム全体の最適を計っています。

ドメインエキスパートになって変わったこと

これまでGLOPLA事業開発室には、ドメインエキスパートの専任はおらず、私が初めてのドメインエキスパートの専任となりました。その前は、オペレーションを担当していたため、今回、ドメインエキスパートになったことで、チームと自身にどんなプラスがあったのか、お伝えできればと思います。

チームイベントの質の向上

チームでプラスになったことは、なんといってもチームイベントの質が向上したことです。GLOPLA事業開発室では、スプリントレビューは、私がオペレーション担当のときからデモのリードをさせていただいておりましたが、その役割がオペレーション担当ではなく、ドメインエキスパートの役割となりました。
具体的に改善された点は以下です。
ビジネスチームの参加がより主体的になった
デモの操作がよりリアルになった
開発チームとビジネスチーム双方で、より多くの感謝が飛び交うようになった 等
ドメインエキスパートが、開発の背景を把握することで全体像の説明ができるようになったことで、ビジネスチームのその場での理解が深まり、フィードバックやそれに関する議論が飛び交い、より質の高いスプリントレビューができるようになりました。

新しいキャリア

自身にとってプラスになったことは、新しいキャリアが見えたことです。
元々、オペレーション担当として社内異動してきたこともあり、ビジネスチームの中で職能を渡り歩いていました(マーケティングやカスタマーサクセス)。
自分自身は、オペレーションという役割の先のキャリアは、その道のリーダーと思っていたため、ドメインエキスパートという役割を担うことで、開発に関係する様々な職能があることを知り、キャリアが広がっていく未来に可能性を感じました。

GLOBISで一緒に働く仲間を募集しています!

ドメインエキスパートの先のキャリアには、様々なものがある中、私はプロダクトマネージャーを目指しています。プロダクトの未来を考え、メンバーと協力して実現していくなんて、考えるだけでもわくわくしますよね!
数の多くない、ドメインエキスパートやプロダクトマネージャーは、今後、より重要な職能となるため、GLOBISとしても採用に力を入れております。
まずは、カジュアル面談を通して、あなたに合う組織かどうか確かめてみませんか?
https://recruiting-tech-globis.wraptas.site/

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