2週間の家庭保育が我が家にもたらした変化
緊急事態宣言を受けて保育園より家庭保育要請があり、子ども達を家庭で見るようになって2週間が経過した。1週目は長かったが、2週目の今週は日常になってきたのかあっという間だった。2週間やってみての変化や気づきを残しておきたい。
整理すると、3つ。
①子ども達といるのが当たり前になった
②夫婦で分担ができてきた
③もしこの状態があと2年続いてもいける気がしてきた(かも)
まず一つ目から。
①子ども達といるのが当たり前になった
我が家が家庭保育スタイルになったのは、夫もようやく在宅勤務になり、夫婦揃って在宅となったタイミングから。でも、当初は夫自身が家で仕事すること自体に不慣れでイライラ。重ねて子ども達(4歳と2歳)が保育園にも行かず家にいるということになり、「非日常感」が満載だったように思う。
特に家庭保育初日は大雨で外にまったく出られず。オンライン会議の合間にパンを焼いたりフライパンでにんじんケーキを焼いたり、新しいジグソーパズルを出したりモノポリーを出してみたり。いろんな試みをしながらの仕事はどっと疲れた w
でも、子ども達はご機嫌でやたらとケラケラ笑っていて、それが初日1番印象的だった。あ、子どもって家族が揃ってるとそれだけで嬉しいんだなーと。
そこから2週間経ち、今は?というと、子ども達が常にいるのが当たり前になった。さらに子ども達自身も成長、変化していて、これは意外といい時間だな、というか、これはむしろチャンスかもしれないという気持ちになっている。
子ども達は保育園に行っていた時より心なしかノビノビしている。もちろん保育園で先生に教えてもらっていたこと、お友達と遊ぶ中で学んできたこと、山ほどあって大感謝でしかない!!のだけれど、もしかしたらどこか飼い慣らされていた感じというか、いい子に育っていたのかもしれないと気がついた。
たとえば、うちの長男4歳は最近ワイルドさを増している。大声を出したり、キックボードを乗り回して転んだり、妹にイジワルしたり。もちろん度が過ぎれば怒るが、こういうのも大事だよなーと感じて。なんというか、遠慮なく自我を出すって大切なことだなと。見どころある、面白みのある人に育ってほしいと私は思っているので、この傾向はとても好ましい!!と嬉しく感じているこの頃。
②夫婦で分担ができてきた
4歳2歳を見ながら在宅というのは多くの人が言う通り非常に難易度が高く、スマートにまったく進まないww だから我が家も御多分に漏れず、毎日のスケジュールを夫婦ですり合わせて、「今は私が仕事、あなたが子ども、●時からはスイッチするからちょっと待っててね!」という感じで毎日なんとかやっている。
夫は営業という仕事柄、未だに外出もそこそこあり、そういう時は私1人でイライラしつつやっている時もあるが、それでも以前より夫婦で協力する場面が増えた。「ありがとう」も未だに夫は少ない(と私は感じている)けれど、それでも労いあってやれるようになってきた気がする。
③もしこの状態があと2年続いてもいける気がしてきた(かも)
きっと今の状態はそう簡単には終息しない。ワクチンが開発されて、だんだん広まっていくまで2-3年かかると思うと、まぁ2年くらいは今の状態(働き方、暮らし方)が続くかもしれない。
そんな風に病気を避けるように暮らさねばならないのは嫌だー!と思うし、正直恐怖でしかないけれど、一方でこの家族べったり暮らしや、家での仕事というスタイルについては、このまま2年くらいはいけるんじゃないか!?とも思えてきた。
まず、ますますオンラインでの仕事が定着するだろうから、仕事をするということに関しては不安を持っていない。もちろん経済悪化によりもらえるお金とかは変化するでしょうが、でもこの暮らし方ならお金の使い道もごくごくシンプル。その点はなんとかできるんじゃないかなと。
あと、子ども達について。こちらも仮に2年このまんまとなると、2年後は上の子が小学生になるタイミング。じゃあ、このまま2年過ごして小学校だったら不安か?というと、別に不安はないなと気がついた。
お友達とも問題なく遊べるだろうし、生活習慣もそこそこ問題なくやれるだろう。お勉強についてはうちは全くやらせていないが、そのうち興味を持ってきたらちょこちょこやって、私たち親自身も家庭学習をする練習と思って取り組んでみればいいかもと。
そう、意外と親の方が子供と過ごすのに不慣れなんじゃないかと。だから家の中で子どもと過ごすのも慣れればできるし、家庭学習も意識してやってみればできるんじゃないかと思う。
以上、
というのが今、家庭保育and在宅勤務スタイルをやって2週間の私の感想です。これから長くなれば長くなるなりに悩みや迷いも出てくるかもしれないけれど、きっとそれを超える喜びや発見もある気がして、何とかいけるんじゃないかと感じ始めました。いや、もちろん不安もいっぱいありますが。
でも、健康で元気でいる限りはそれだけでありがたいし、工夫してやっていけばどうにかなるはず。だから明るく捉えてやっていきたい。一刻も早い終息に向けてstay homeしつつ、今やれることを精一杯やっていきたいと思います。
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