見出し画像

アメリカ大学院日記12_リサーチ(研究プロジェクト)について

ひとつ前の記事に書いた通り、大学院開始してまだ1ヶ月。なのですが、リサーチに着手しています。ここで言うリサーチとはいわゆる研究というやつで、自分が研究したいテーマを掘り下げ、それを検証し、論文にまとめる、、みたいなプロセスです。

これは今の学校のカリキュラムが、オリエンテーションの翌週からいきなりリサーチの課程をスタートしているからで、始まった時には「ふーん、リサーチかぁ」くらいの感じ(←要はよく分かってなかった)のですが、今になってみると、「なんでリサーチから始まってるのーー?!」と感じています。


というのも、今学んでいるのはグローバル教育の分野なのですが、そのグローバル教育とか教育そのものとかについての過程はまだ始まっていない、つまり学んでいないんです。私はこの分野について疎くて(経験がなくて)、だからこそ一から学びたいと思って入っているのに、学ぶ前にいきなりファイナルプロジェクトをスタートすることになるという、、、違和感w


まぁ、ファカルティに理由を聞いてみてもよいとは思っているのですが、現時点ではおそらく、このプログラムが、現役教師の方々に向けてのものだからじゃないかなと想像しています。十分に経験を持った人たちだったら、いきなり研究にでも入れると思うんですよね。そういう人たちなら、むしろ過程の最初から研究を始めて、大学院にいる間にどんどん深めていく方がこの期間を有効活用できるでしょうし。

でも、私は違うんだぁぁ〜!という中で、もう少しグローバル教育たるものは何なのか、どんな課題があって、どんな手法があって、、、などを学んだ上で研究に取り掛かりたかったなぁという思いが日々ムクムク、、、笑。いや、取り掛かりたいテーマはもともとあるのですが、それにしてもいろんな観点から知識インプットしたり、深めた上で取り掛かったらもっと違うんじゃないかなという思いがありまして。


具体的なテーマを持ちながら学べるという意味では良いのですが、若干荒療治(ちょっと使い方違いますね笑)な感じもしているという記録です。まぁ、取り組めば取り組んだだけ自分の興味関心はクリアになりつつあるのですが、データを集めるための方法論など考え始めるといかんせん経験不足が露わになり、うーん、これはなかなか難しいーー!と思っている最近です。