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クアラルンプールのレストラン探し

前回のジュネーブ編に引き続いて、クアラルンプールで外食を満喫したい!となった際にレストランの選び方について考察したい。しかし人口50万人ほどのジュネーブと比較して、人口180万人で郊外に開けているクアラルンプールのレストラン探しは、ジュネーブほど単純にはいかない。

お店の情報

食べログ等の代わりにトリップアドバイザーやGoogleマップを利用する。また駐妻等がインスタで美味しいレストランの食レポをアップロードしていることが多く、重要な情報源になるだろう。

予算

まず一般的にローカルの屋台や食堂で食事をすると、客単価RM10~20 (=250~500円)で済む。十分美味しいのだが、食事の目的がデート等だとすると「もっと良い店に連れて行けよ」感がするのは否めない。妥当な金額としては客単価RM100~300 (=2500~7500円)だと思われる。そう…オシャレな飯屋に行こうとすると日本並みに金がかかる。ちなみに鮨屋や高級フレンチに行こうすると客単価RM500 (=12,500円)以上かかってしまう。

エリア・お店の選択

上述したようにクアラルンプールは広いので、オシャレなカフェやレストランが集中する代表的なエリアを押さえるところから始めよう。それでも1次会→2次会のお店に移動するのに、Grab等を利用しなければいけない場合があるのは考慮しておこう。

以下に、各エリア毎に使えそうなお店の例をいくつか挙げる。

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A. KLCC〜ブキ・ビンタン
デート的な文脈では、ペトロナス・ツインタワーを拝みながら夜景ディナーは鉄板だと思う。今回は勝負したい、という時に利用するべし。

例えば↑は夜景を拝みながら肉を喰らう人気店である。タワーの片方がフォーシーズンズ・ホテルで隠れてしまうのが玉に瑕である。

肩の力を抜いた気軽な食事をしたい場合には、ブキ・ビンタンのチャンガット通りなど良いかもしれない。例えば↑のイタ飯屋など在馬日本人に比較的利用されている。

1次会ではなく、2次会のバーでKLの夜景を拝むという手もある。ルーフトップバーはいくつかあるのだが、例えば↑はオススメである。

ちなみに↑のバスク風チーズケーキは在馬邦人女性の大好物である。

B. モント・キアラ〜デサ・スリ・ハタマス
日系企業の駐在員及び家族が多く住んでいる高級住宅街である。和食屋や韓国料理屋が多い。全体的に客単価がやや高い店が多い。

異国の地では↑のような日式居酒屋に行きたくなる。価格帯も良心的である。このパブリカには他にも和洋食のレストランが多数入っており、1→2次会の移動がスムーズだろう。

このスペイン料理屋はめちゃオススメである。個人的にはイカ墨のリゾットが美味しかった。人気店で混んでいるので予約すること。

C. バンサー
狭い区画にオシャレなレストランやバーが集中しているので、非常に使い勝手が良いエリアである。

カフェでお茶するなら↑が良いと思う。

知人のフランス人曰く、↑のフレンチ・ビストロは本物だそうだ。

2次会でしっぽりお酒を飲むなら↑が良いと思う。

D. プタリン・ジャヤ
広域に美味しいレストランが点在している。アラ・ダマンサラには日本人学校があり、日系企業の駐在員も多く住んでいる。しかし店から店への移動にGrab等を使わざるを得ず、2次会以降のプランを描きづらい。

E. スバン・ジャヤ
この辺りも日系企業の駐在員が住んでおり、和食屋が集中している一画がある。例えば↓のYamadaは個人的にオススメである。

おわりに

食事の目的が何かにもよるが、1→2次会への導線を考えると、ブキ・ビンタンやバンサー辺りが使い勝手が良いのかもしれない。ちなみに本稿に掲載できなかったお店が多々あるので、必要に応じて各人が調べて欲しい。

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