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『どうしても頑張れない人たち』読みました

こんにちは。
大好きな方のnoteが更新されたのですが有料記事でしたので初めてnoteに課金するか悩んでいます。てぶです。


なんと2日連続のnote更新。素晴らしいですね。
早くも読んでくださった方、ありがとうございます。すごく詳しそうな方にも読んでいただいてるっぽい…勉強しなければ…
まあこんなに超特急で書いているのは明日までに図書館に本を返却しなければならないだけですが。

昨日のnoteはコチラ↓

昨日のnoteで取り上げた本ともう一冊借りたのが宮口幸治さんの
『どうしても頑張れない人たち』
という本です。

こちらを手に取った理由は、この当時の精神状態が、「頑張りたい」と「頑張れない」のせめぎ合いであり、自分と近しいものを感じたから。この精神状態は五月病とホームシックと自尊心の喪失による。

また、2年前くらいにLINEマンガでよく「子どもを殺してくださいという親たち」を読んでいて、福祉系や更生系の仕事に興味があったり、概要を読んで、支援する側にもされる側にもなる可能性があるなと考え、読んでおいて損はないなということで、借りることにしました。


この本を読んで強く感じたのは、感謝と反省です。また、将来の職業選択の幅も広がりました。


感謝


この本では「頑張れない」当事者とその親や支援者など、様々な立場の人に触れられ、その関係性についても書かれています。

私が県内でもそこそこの進学校に進学できたり、国公立大学に進学できるまで勉強を頑張れたのは、私の性格と親の教育方針がぴったりマッチしていたからだと思っています。

といっても親は教育熱心な方ではなく、むしろ放任主義で、「もっと勉強しろ」とも「いい大学に行け」とも言われたことはありません。(勉強しすぎだと言われたことはありますが、あれは受験生としては当然の勉強量だと認識しています)

もっと親が子供にはたらきかけることで伸びる子もいるでしょうが、私は人に指図されたり干渉されたりするのがかなり苦手なので、放任主義の元で育てられるのがベストだったと感じます。

受験生のころは「合格が決まったら親に口頭で感謝を伝えよう」などと思っていたのですが、合格したことに安堵しすぎたり、引っ越しが不安すぎたりと、タイミングを逃しまくってしまいました。今度帰ったら言おうかな


反省

この本のなかで、「非行少年の親と話していると、『お母さん(お父さん)は僕の話をちゃんと聞いてくれなかった』と子どもに言われた」という記述があります。

私は中学生のころ、いろんな理由で臨床心理士やカウンセラーになりたいと思っていたことがあります。

当時、私はこんな自論を家族に言い放ちました。
「心理士やカウンセラーは話を聞いているだけではダメだ。的確なアドバイスをしなくては」

家族は「相談者は話を聞いてくれる存在が欲しいんじゃないの」と言っていましたが、私は聞く耳を持ちませんでした。

こんな自論を持っていた原因は二つあって、一つは「話すだけでもスッキリする」という常套句の逆を行きたかった若気の至り的発想と、もう一つは、心理士やカウンセラーは“仕事”なのだから具体的な結果を出さなければならないという思い込みです。

そんな自論振りかざし人間に心理士もカウンセラーも務まる訳がない。常套句を批判的に見るのは間違いではないが、ただのアンチになってはいけない。反省。


新しい将来の夢


この本を通して、法務技官(非行少年の支援を行う職)や心理技官(非行少年がなぜ非行をしてしまったのか分析し、更生するにはどうすれば良いか考えていく役職)に興味を持ちました。現在学んでいる法学も活かせそうだし、元々興味があった心理系のお仕事でもある。

これら専門職にせよ、今目指している弁護士になるにせよ、難関試験を突破しなければならないので、勉強頑張りたい。


では、またお会いしましょう。


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