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初心者女性サーファー:ヨガのハンドスタンドをテイクオフに活かすには?

ヨガには、バカーサナというポーズ(アーサナ)があります。両手を肩幅に広げ、その真下の床に両手を置きます。両脇を締め目線をやや前方に、両膝を両肘のやや上か脇の下辺りに付けて体を持ち上げ、両腕で立つポーズです。実はこのポーズ、テイクオフの練習にとても効果的です。

ヨガジャーナルによると、バカーサナは、全身の筋力アップ、体幹強化、集中力アップ、手首・肩・背中のストレッチに効果的とされています。

ポイントは、肩甲骨を手の方向に押し出し、全体重を肩を通して両手にしっかりと伝える感覚です。そのためには、肩甲骨の柔軟性も必要です。

「テイクオフの時、しっかりボードを押す」と言われても、ピンとこない女子サーファーは多いと思います。私もそうでした。「ボードを押す」とは、単に両手でボードを押すという意味ではなく、肩甲骨をしっかりと両手の付け根あたりに押し出して、そこに自分の体重を使って加重するということなのです。そのことに、私はヨガのトレーニングを通して初めて気づきました。

ヨガのハンドスタンド系のアーサナは、両腕に加重することがとても大事とされる、サーフィンの練習になります。男性は女性に比べて力があるので、両腕に加重しているという意識はあまりないかもしれません。ですが、女性はこのことを知っておくだけで、大分サーフィンが楽になると思います。しっかりと体重を肩甲骨にかけて、肩甲骨を押し出して、両手に乗るイメージが大事です。

この練習の簡易バージョンとしては、椅子や床に座って、両手をお尻の横に置き、腕を伸ばし両肩をしっかりと手の方向に押し下げて、お尻を床や椅子から軽く持ち上げてもOK。

ヨガのハンドスタンド系のアーサナ練習を、サーフィンのトレーニングに役立てましょう。


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