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おうち知育は簡単だ! Sophia

赤ちゃん〜未就学の子供にとって、お母さんやお父さんが一番の先生です。子供が何に興味を持つか、楽しんでいるときや集中しているときにどんな表情になるか、何を知っていて何を知らないかなど、細かい部分まで把握してこそ、その子にとって楽しい学びの機会が与えられるからです。

おうちでリラックスして、やりたいことをやりたいように、自分のペースで、大好きな家族と一緒に学び遊ぶ時間は、習い事や幼児教室などであらかじめ決められた内容のレッスンを受けることとは全く違いますよね。どちらも子供にとっては学びにつながりますし、出来ればどちらの刺激も与えてあげられると良いのではないかと思います。


知育といってもあまり難しく考えず、構えすぎずに思いついたことで遊んでみることをお勧めします。たとえば今日、わたしはこんな知育遊びをしました。

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【シャカシャカボックス作り】

使用したもの:ミニトマトが入っていたプラスチックケース(蓋が閉じるもの)、折り紙2枚、ストロー3本、ハサミ

・折り紙を短冊にしたものを、子供の手を取って一緒にハサミ切り(一度切り)

・折り紙をちぎる。(ちぎるのが難しそうであれば、5mmほど切れ目をいれて渡すとちぎりやすくなる。)

・残りの折り紙や、大きくちぎれた紙をグシャグシャに丸める

・これらの折り紙をすべてケースの中へ。ケースの口を閉じる。

・2cmほどに切ったストローを子供に渡し、ケースの穴の部分から中に入れてもらう。

完成したら、シャカシャカ振って遊ぶ。

 

この遊びは、こんな経緯で思いつきました。

ミニトマトを使い切ってケースを捨てようとしたところ「あ、穴が空いてる!」と。その穴の大きさがストローの直径とぴったりだったので、ストロー差しの取り組みが出来そうだなと思ったんです。下の子は1歳後半、そろそろハサミも触らせてあげたいなと思ったので、ハサミも使うことにしました。

ストローは丸くてツルツルしているので、下の子と切るのはまだ危ないな。その代わり、折り紙を短冊にして一回切りの練習をしよう。切ることになれていないから、折り紙すべてをハサミで切るのはやめて、ビリビリと破いたりグシャグシャっと丸める動きも取り入れよう。

ハサミ切りは思ったよりも少し苦戦気味だったので、予定していたよりも少し量を減らしました。その分「こっちはビリビリってちぎるよ」と、ちぎりの量を増やしました。実はここに短めに切ったモールも入れたのですが、モールは端が鋭くて危なく、丸めようとしたのですが短く切ってしまったのでうまくいかず…わざわざ今回扱う必要はなかったなと反省しました。また端の鋭いモールが穴から飛び出してしまうことも心配だったので、この後こっそり取り出しました。

 

取り組んでみるといろんな発見がありました。

・完成したものを振りながら「シャカシャカって鳴るね」と話しかけた時に、今まで擬音語を意識して聞かせてみる機会が無かったことに気づきました。何か絵本などを探してみようかなと思いました。

・ストロー差しの穴がストローの直径とぴったりだったので、少しでもストローが歪んでしまうと入れづらくなってしまうのです。案の定いくつかうまく入らないものがあり、初めはそのたびにわたしが形を整え直して渡していたのですが、それを見ていた我が子、入らないストローがあると指先で揉んでみるような仕草をして再チャレンジしていました。子供ってよく見ているんだなと感心するとともに、あり合わせのものでの取り組みだからこそ見られた姿だなとも思いました。


こんな感じで大丈夫なんです!

いまご紹介した取り組みでは、ハサミの扱い、ちぎり、巧緻性が養えます。折り紙やストローの色を日本語と英語で教えたので語彙のインプットも出来ましたし、後片付けを一緒にしたので生活習慣やマナーの意識づけも出来ました。わたしはしなかったのですが、たとえば歌に合わせて振って遊んだら音楽遊びにもなりますね。

難しそうだったら量を減らしたり手順を簡略化する、簡単そうだったらひと工夫加える、失敗したら子供と一緒に「どうしようか?」と考えてみる、材料や完成品、支度や片付けも学びにつなげる。このあたりのことを意識しておくと、おうち知育が一層学びの多いものになると思います。


子供は何からでも学びます。遊びやすい、扱いやすいおもちゃしか与えないのはもったいない。時には大失敗することもありますが、これからも思いつきで、そして軽い気持ちで、おうち知育を続けていきましょう!


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