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0歳の食事はおとなもこどもも感覚のキャッチボールを鍛えるチャンスおうち+まゆこ

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おうち+まゆこ
楽しい暮らしであることをモットーに、10歳と7歳の娘、ふたりの子育て中。おうちのごはんはこころとからだを作る基礎だという考えで、どこのおうちにもある材料で毎日作れる無添加のごはん作りをこころがけています。練馬区の認可保育園でごはん作り担当。おうちの無添加料理研究家。不定期で料理教室・台所整理のススメの【暮らしのねっこ】活動中。

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なにを食べるべきか

世界中を巻き込んだ今般のコロナ禍の中、ママ友達から『こんな時にはこどもにどんなものを食べさせたらいい?』と相談を受けました。


事あるごとに感じることですが、健康被害を受けるイメージが間近に迫ってみてはじめて、食べ物に意識が向けられる傾向にあることを感じます。

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このところのスーパーの納豆棚の空っぽ具合をみると、やはり考えることは皆一緒なのかな。と思います。

日に幾度か繰り返される、『食べる』という行為。
あさ・ひる・おやつ・ばんごはん…あさ・ひる…と。


わたしの考えでは、今までどう食べてきたのかということの蓄積がいまの身体を作っている、と捉えています。

何か起こってから何を食べるべきかと考えるのはそれはそれで良いきっかけだと思います!

ですが、できることなら、食事をはじめて食べ始める時期から、それでなくてもなるべく早い時期から食べ物について考えることは生きていく上で大事なことです。

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そんな『食べる』ということについて、うちでこどもたちを育ててきて、或いは保育園で食事を担当してきた経験から、わたしの中で大事にしていることを、雑感を交えつつ書いていきたいと思います。


■離乳食講座を開いたときに、感じたこと

きょうび、保健センター、育児雑誌、ネットなどなどから得られる情報はどれもこれもが良い情報で、ありがたいことです。
けれど時に、集めてもいないのにいろいろと目や耳にはいってきすぎるために、時には不安になることも。

こどものためになるべく良いことをしてあげたい!と、食事作りを頑張っているのに食べてくれない!なんていうこともよーく耳にしますね。


わたしは栄養士などではありませんが、ごはん作り好きが高じて保育園で給食を作る仕事をしています。

そんな中、園のちいさい子どもを持つママさんを中心に、依頼をいただいて離乳食講座を開いた際に、熱心なママさんたちより数々の質問をいただきました。

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◎『一度に作る分量は?』
・・・作りすぎると扱いに困りますよね。


◎『あげていい時期は?タイミングは?』
・・・初めての育児。時期を間違って食べものをあげてしまうのではないかと思うとなんだか恐ろしくなる気持ち、わかります!

◎『味付けは?』
・・・なるべく遅い時期まで素材のままの味でいきたいですよね。でも一体いつまで?

◎『作り方は?』
・・・特別なものを一食だけ作ることは難しいですよね。

◎『余ったものの保管方法は?小分け冷凍を保健センターで勧められたけどちょうど良い容器は?』
・・・おウチのやり方、合っているのか不安になりますよね。

◎『楽に作るには?』
・・・ママは忙しいもの!こどもは一人じゃないかもしれないし毎食なるべく手間を省きたいですよね。

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情報過多ぎみ生活の中、やっぱりみなさんが気にされるのは、そんなこんなの細部のことでした。

どれもとても気になる情報なのでしょう!お気持ちとても分かります。

(経験アリ)


けれど一番大事なのはそこではないと思うのです。

もちろん一つずつわたしの経験からふさわしいことをお答えしましたが
(下で触れていきます)、トータルで感じたのは…


おうちの赤ちゃんにきいてみて!
ということでした。


まだしゃべれない赤ちゃんに聞けなんて、おかしなことをいっているなと感じるかもしれませんが、赤ちゃんと感覚のキャッチボールをするつもりでよく観察してみてください。
赤ちゃんの様子の中から、たいていの答えは導き出せるのではないでしょうか。

ロスを出さず、ラクに作って、間違いなく安全な食事を与えることは、家計にも環境にも衛生の観点からもとても大事なことだと思います。


わたしが自分で食事をするときに、求めていることは、
美味しいこと、楽しい気持ちなれること、こころも身体も満たされること。です。

それでは赤ちゃんの場合はどうなのでしょうか。

やはり、そこはシンプルにおとなと一緒。お財布も環境も手際の良さもまずはさておき、美味しくて楽しい!ということが、ひとのこころと身体を満たしてくれる食事になるのだと思うのです。

ちなみに、質問にはわたしの個人的な食事への考えを交えながらこんな風にお答えしました。一部ですがご紹介します。

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食べたがっているかな?

生活リズムに絡めた食事のタイミングで困っている方もいらっしゃいました。

あまり食べてくれなくて困っている場合、まずは好みを探ってみてはいかがでしょうか。

柔らかさ、とろみ感、食材の種類のチェンジ。

どのあたりがお気に召すのかと探ってみてください。

きっと気に入る状態のものが他にあるはず!

時に好みは変わっていくので、食べなくなったなと感じたらまた探りをいれてみることが大事かと思います。

それと、生活リズムに絡めた食事のタイミングで困っている方もいらっしゃいました。

あまりにも逸脱していなければ食べたがっている時が一番美味しく食べられるタイミングだと思います。

大人もそうですよね!

大事なのは時計の針ではなく、個々のおなかの減り具合の感覚です。

美味しそうな表情をしているかな?

減塩嗜好で赤ちゃんにもなるべく塩分を与えたくない方もおられますが、薄く味をつけてあげたら良く食べてくれた!なんてこともあります。

(これまた経験談…!)

味つけの前に試すべきことは、
こんぶ、かつおぶし、にぼし、椎茸などでのだしも旨味を増す効果が。

大人の煮物やお汁の出汁を取るついでに取り分けて使ってあげると良いです。

ここで育つ味覚はこれから一生続く味覚の基盤になります。

きちんとだしをとって料理をしてあげることは、親として子に必ずしてあげたいことの一つです。

そして、必ず味見をしてください。

味がうすくても、きちんと美味しくできたものは濃い目の味付けに慣れている大人にとっても、必ず美味しく感じられる味なのです。

ここでビミョーと感じてしまうものは、赤ちゃんだって同じように感じてしまいます!


★作り方のおすすめとしては、初めから細かく切らず、大きく切って食べやすい柔らかさに煮た後、進行具合に合わせて形状を調えると、うまみが食材に残ってくれるので美味しく出来上がります!

ゴロゴロ切るだけなので下ごしらえの手間は大幅にダウンします!

保管状況は大人の舌で確かめて

賞味期限やら調理の翌日も食べていいのかどうか、残ったものはどうしたらよいのか、などなど、安全性の正解をよその正論の方法に求めるよりも、まずは大人の舌で確かめてみてください。

本来は反射的に舌や脳がサインを出してくれるはずです。
このへんの勘どころを養うことも生きる上で重要なこと。

こどもに伝えていくために、大人から鍛えていきましょう。

小分け冷凍について

わたしが一番苦手なのがこの小分け冷凍…。

(得意な方がいらしたらごめんなさい)

保健センター推奨!のお墨付きの方法らしいのですが、ラップやプラ容器に触れてぎゅっとなった小さな塊には容器のにおいがついて、せっかく美味しく作ったものの味がまず容器で損なわれ、冷凍することでもう一度、加熱でさらにもう一度、と、工程が増えるほどに必ず美味しさが損なわれていきます。

もし冷凍するとしたら、大きめの塊で保存して、ラップやプラ容器に触れていない真ん中の部分だけは美味しく残っているかもしれませんね。

楽なのはとても良いことです。

されど一番の目的はこどもの味覚、こころと身体をきちんと育てていくことですよね。

保存する容器は、におい移りも成分の溶け出しも心配のない陶器かガラスかホーローがいいな。個人的には。

このへんの繊細な味もぜひぜひ大切にしていただきたいなと思います!

■あたり前をみつめなおす

ご紹介したものはごくごく当たり前のことだとは思いますが、うっかりするとどれも情報の多さに流されて忘れてしまいがちなことなのではないでしょうか。

習慣化している行動の中には、中にはすでに理由もなく繰り返していることも多いと思います。

おうちの食事もその最たるものの一つではないでしょうか。

0~8歳のこどもと密に接する時期を通して、家族の食事についてもあらためて振り返っていただくキッカケとしていただけたら嬉しいです!

幼児の食事を生業とするわたしのなかの『あたりまえ』を、今後もみなさんにご紹介していけたらと思います。

おうち+まゆこ


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