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園児向け・積み木で遊び尽くそう! Sohia

前回は0~2歳さん向けの積み木遊びをご紹介しました。
今回はもう少しお兄さんお姉さん向けの積み木遊びについて書いていきたいと思います。
 
◆積み木で伸ばせる能力とは?
0~2歳児さんだと、まずは掴んで持ち上げたり積んだりするための手指の力、バランスを考えたり位置を調整する能力、集中力も養えます。
積み木の扱いに慣れて、もっと自由に遊べる様になる頃(園児さんくらいの年齢)には、自分で作品を作る想像力や表現力、「こんなものを作りたいな」とイメージしながら作る思考力が養えます。
それから、やはり空間認識能力。これは、ものを立体的にとらえる力ですね。たとえばこの写真を見て、見えている積み木だけを数えるのではなく「あの積み木の下には、ここからは見えない積み木があるぞ」ということに気付ける力、正面だけを見ながら、反対側や側面から見るとどう見えるかを考えられる力などです。

色々と書きましたが「この力を伸ばそう!」と気合いを入れ過ぎると、お子さんはプレッシャーを感じで逃げ出します笑。やはり細かいことは気にせず、一緒に楽しく遊ぶことが一番です。頭や心の成長は、笑顔で遊び尽くした後についてきます!
 
 
◆レベル3
・「そっくり」を隣に作る
子供と親それぞれに、同じ形の積み木を同数用意しましょう。色も揃えた方がわかりやすいです。まずは子供の目の前で親が作っていきます。親の積み木が完成したら「そっくりに作ってみてね!」と、同じ形を作れるかチャレンジしてもらいます。
積み木の数は子供の能力に合わせましょう。3個くらいからスタートして、だんだん積み木の数を増やしたり、複雑な形の積み木を入れていったりします。
 
もっと難しくしたい場合は、作る過程を見せずに完成形だけを見せて作ってもらうのはいかがでしょうか?アイマスクなどをして待ってもらうと、お子さんはドキドキそわそわ…ゲーム感覚で楽しんでもらえると思います。
他には、立場を逆にしてみるのも楽しいです。「今度は、○○くんがお手本を作ってくれるかな?」なんて声をかけてみましょう。きっと大喜びで、ああでもないこうでもないと積み木の作品を作ってくれると思います。お話上手なお子さんでしたら、わざと親が間違えてみるのも手です。「よくわからないから、どこが違うか教えてくれる?」と質問すれば、言葉で説明する良い練習にもなりますね。「ここが〜」と話し出したら、すかさず「一番上の右の積み木のこと?」など、上から○番目、右から△番目といった具体的な位置を表す言葉で補足しましょう。上下左右の概念、順序の数のインプットにつながります。
 
・写真を見ながら「そっくり」づくり
ひとつ前に紹介した遊びのさらに発展系。これはお子さんにとっては少し難しい取り組みだと思います。
まず、親が作った作品を携帯電話やタブレットなどで撮影します。そして、お子さんにはその画像だけをたよりに同じ作品を作り上げてもらいましょう。
こちらも積み木の数や積み方を工夫して難易度を調整します。他には「ここにある積み木を全部使ってね」から「この積み木の中から必要なだけ使ってね」へ変えるなど、条件を変更することでも難しさを調整できます。自分で必要なだけ取って使うというのは、どの積み木がいくつ使われているかをしっかり把握していないといけませんし、画像からの判断するということは、前述の「見えない積み木」の存在を考慮しなくてはなりません。けっこう難しい取り組みです。
画像を見て見事にお手本通りの作品を完成させられたら、お子様に完成した作品を撮影してもらいましょう。達成感が味わえますよ!
 
もっともっと難しくして楽しみたい!という方は、たとえば「そっくりに作れたね! この写真はここから撮ったんだけど…ここから撮ったとき、写真にうつらないように、あと○個の積み木を作品にくっつけられないかな?」なんてチャレンジをしてもらっても。どこが写真の死角になるかを意識しなければならず、これはかなり難易度が高い取り組みです。
 
・ルールを見つけよう

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赤青赤青…など一定の法則のもとで積み木を並べたり積んだりしていきます。いくつか並べた後に「次はどんな積み木が来るかな?」というのをお子さんに推理してもらってください。法則通りに並べられたら、小さな人形を用意して並べた積み木の上をぴょんぴょんとジャンプしながら「あか、あお、あか、あお…」と、リズム良く確認してみましょう。初めは2種類の積み木を使い、ABABから始めましょう。AABBやAAABなどのバリエーションも経験してもらいましょう。色だけではなく形を利用しても面白いですね。
 
・何個分?
直方体の長い積み木と立方体の短い積み木を用意します。「短い積み木は何個あると長い積み木と同じ長さになるかな?」とお子さんに聞いてみましょう。確かめは、長い積み木といくつかの短い積み木を実際に並べてみれば出来ます。

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これが簡単に解けるようなら次のステップへ。画用紙に立方体の積み木をいくつか並べ縁取りをします。たとえば立方体4つを並べて大きな正方形を作り縁取りするなど。書いたものと立方体の積み木1つを見せて「この積み木がいくつあると、この形が出来るかな?」というのはいかがでしょうか? 頭の中で考えるのが難しそうであれば、上に置いて調べてみてもいいよ!などの声かけをしてあげてください。

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以上です。今回は少し知育寄りの遊びをご紹介しました。
 
親がやりたいことを素直に喜んで取り組んでくれる子供はごく少数です笑
今回ご紹介した遊びも「この通りにやらなくちゃ!」ではなく、脱線も含めて親子で楽しんでみてくださいね!



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