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年間35回開催!VCが行う社内向けの勉強会や研修とは

グローバル・ブレイン(GB)でPR・イベントを担当している新坂上です。現在GBの社員数は120名を超えており、各分野のプロフェッショナルが年間20〜30名程入社している状況です。GBでは社員のスキル向上のため、キャピタリスト向けの研修プログラムをはじめ、各領域における最新のナレッジ共有を会社全体で行っており、昨年は合計で35回開催しました。今回はその内容を一部ご紹介したいと思います。

代表自ら行うキャピタリスト研修

新しく入社したキャピタリスト向けに行う「新人キャピタリスト研修」は、代表の百合本が自らシラバスや教材を用意して行っています。市場構造やVCの基本構造の理解、ソーシングからEXITに至るまでの過程を、事例を用いながら学ぶ全10回にわたる研修です。内容は毎回アップデートしており、昨年行った研修ではキャピタリストの人数とほぼ同数のミドル/バックオフィスメンバーからも受講希望がありました。

各回いずれも研修時間内の質疑応答では足りず、別途開催したランチ会では終始質問やディスカッションが絶えないほどの盛り上がりぶり。講師の百合本はもちろん、受講するGBメンバーの熱量を感じます。

オフィスで実施されたキャピタリスト研修の様子

キャピタリスト業務に捉われない、支援知識の底上げも

その他には、投資検討や投資判断の推進およびスタートアップとのコミュニケーションにおいて必要となる基礎的なスキルについて、バック・ミドルオフィスのメンバーによる研修も実施。例えば、基礎的な事業財務分析や、IPO準備におけるスケジュールやバリュエーション・株価形成、企業価値評価の基本概念など、キャピタリストとして身につけておきたい知識を体系的に学べるカリキュラムを用意しています。

また、2023年はSVB破綻や信託型SOに関する勉強会など、その時々に必要な知識を全社でいち早くキャッチアップする機会も設けています。

世界各国の最新トレンドを共有

GBは、現在9カ国11拠点を構えており、現地で働くメンバーからその国のスタートアップ投資環境やトレンド、注目のスタートアップなどについて、各国半年に一度の頻度で勉強会を開催しています。「このテーマに関して、アメリカではどう?韓国では?」など、各国の近況を横断でディスカッションできる場にもなっています。

画像は現地のキャピタリストが解説する、アメリカ市場動向に関する勉強会のときのもの

Partnerクラスに向けた社内コーチングも

また、投資先スタートアップの支援を行うValue Up TeamにVenture Partnerとして参画いただいていた定国さんを、新たに「CLO=Chief Learing Officer」として任命。VC業界が長いベテランのメンバー個々人に対して、コーチングを実施しています。このように、社員1人1人のステージに応じた勉強会や研修制度を今後さらに強化していく予定です。

グローバル・ブレイン株式会社 定国 直樹
Venture Partner / CLO


2020年からValue Up TeamにVenture PartnerとしてGB に参画し、投資先の支援活動を行う。これまでのグローバルテック企業でのジェネラルマネージメント経験をベースとして、OKR導入をはじめとする組織課題や、営業・プロダクト等々の特定ファンクションの業務改善プロジェクトを遂行する一方で、投資先企業経営陣のメンター的な役割も担う。

ヤマハ発動機、マッキンゼー & カンパニー、Google、Square、Pinterestでの仕事を経験。Pinterestにおいては、ピンタレスト・ジャパン株式会社の代表取締役社長、後に、ピンタレスト社でアジア・パシフィック地域のリーダーを務めた。

プロフェッショナル人材を募集中

GBでは、世界中から各分野におけるプロフェッショナル人材を募集しています。事業会社やコンサルティングファームなど、金融業界以外のメンバーも数多く活躍中ですので、興味をお持ちいただいた方はぜひGB Jobsページをご覧ください。