ワールド 「ローラ アシュレイ」のライセンス事業2020年秋開始
ワールド傘下のワールドライフスタイルクリエーションで2020年秋から、英国のライフスタイルブランドである「ローラ アシュレイ」のライセンス商品の取り扱いを開始するそうだ。
「ローラ アシュレイ」とは、イメージ的にもあまり関わりのなさそうな筆者だが、実は結構思い出も仕事での繋がりもあったりする。
大事な思い出は、大学卒業式後の謝恩会用にあちこち探し回って用意した服が、ローラアシュレイ のワインカラーのドレス。周囲は振袖か、レンタル衣装のカクテルドレスの中、一人ロングドレスを着たのだった。その思い出のドレスは、未だ日本の実家のクローゼットに大事にしまわれている。
仕事での繋がりは、今から9年前、2012年の今頃に「ローラ アシュレイ」と雑誌「GLOW」のコラボレーションで、顧客と読者の方むけに開催されたイベント。ゲスト・スピーカーとして登壇させていただいた。ホリデーシーズンに向けて、大人の女性の為の「ジェントル・エレガンス」をテーマに、ローラ アシュレイのアイテムを使用したコーディネートの提案と、装う際に重要なことなどを解説したのが思い出される。
その時着用した赤いどうブランドのドレス(ワンピース)は、今でも思い出したように時々着用する便利なアイテムだ。
昨年2018年の9月で長年ライセンス契約をしていたイオングループが「ローラ アシュレイ」の事業から撤退して、思い出と関わりのあったブランドが日本から消えてしまうのか・・・と寂しく思っていたが、入れ替わりに伊藤忠商事が同ブランドの独占販売権とマスターライセンス権を取得していたとは。
そして、今回ワールドが伊藤忠商事とサブライセンシー契約を結び、色々展開していくようだ。
筆者の中で、「ローラ アシュレイ」は大学生の時に出会ったからか、花柄で可愛らしさもあるイメージが強く、若向きのブランドと思っており、イベントで登壇をするまで中高年層の顧客があれほど多いとは思っていなかったが、あのブランドの存在した時代背景、服のシルエットなどなどを考えると納得がいく。
2020年から新しく展開されるローラ アシュレイも「従来からのファンである中高年女性に軸足をおきつつ、よりエイジレスにターゲットを広げていきたい」とのことだから、やはり中心は従来と同じ層。この年代で仕事をしている方々の「服を買いたいけれど世の中にある商品が若すぎるか、年寄りすぎる」というお悩みは尽きず、カムバックしてくれることを今か今かと待っている人々も多いのではないだろうか。
また、世の中には「花柄」が殊の外好きな人が結構いらっしゃる。そういう方々にとっては、服で花柄を着用するのは、役職や場面の関係、そして似合う似合わないの問題で無理な場合があるが、「ローラ アシュレイ」的なインテリア雑貨関連は家でのプライベートを充実させ、心の平穏をもたらすのに一役買うに違いない。
2020年の秋、「ローラ アシュレイ」がどのように再開するのか楽しみだ。
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