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Pantoneが発表! 2020年の色は「Classic Blue」

21年連続で”今年の色”を命名してきたPantone社が、2020年の色を発表。

その色は、Classic Blue(クラシック・ブルー)

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この発表は、ニュースメディアも注目しているトレンド予測の一つ。

記憶を遡ると、ブルーがその年の色だったことがある。例えば、セルリアン(パントンが最初に発表した色)、アクアスカイ(2003)、ブルーターコイズ(2005)、ブルーアイリス(2008)、セレニティー(2016年、ローズクォーツとダブルタイトル)。

「今回のClassic Blue(クラシック・ブルー)は、シアン系よりも深みがあり、より馴染みのある色。例えば、ブルーベリー、ペプシの缶、空の色など。」とのこと。

Vogueが「パントンのカラー・オブ・ザ・イヤー”クラシック・ブルー”の17の着方」という提案もしている。

「一日の終わりには美しい色です」とパントーンカラーインスティテュートのエグゼクティブディレクターであるリートリースアイズマンは言います。組織は、クラシックブルーを選択するにあたり、世界で何が起こっているかを最初に調べたと述べました。

この不安定な世の中で(何が「不安定かには言及しないが)、

パントンは、「クラシック・ブルーとは、安全な場所の提供であり、信頼できる安定した基盤への望みを満たす。攻撃的でなく関わりやすいそして誠実(偽りがない)なのです」と言っている。

青系というのは、赤とは対照的に血圧を下げ、時間の流れをゆっくり感じさせる。人を落ち着かせす鎮静作用があり、冷静さを感じさせる。赤が戦闘態勢に入るスイッチであれば、青は攻撃性を感じさせない色。理性的で誠実。偽りのなさがある。

世界的に不安定なこの時代、「絶対に確実」などということがないからこそ、2020年のクラシック・ブルーが、トレンドとして世の中に広まり視覚環境として存在し始めることにより、多くの人にとって、無意識のうちに心の平穏が得られるものであることを、心から願って止まない。

そして、最も身近な環境である服装等々においても、自分のメンタル・ヘルスを良い状態に保つため、そして、自分の存在もあなたを取り巻く人々にとっての環境の一部であることをほんの少し意識し、装い方を今一度考えてみたら、その気持ちを一人でも多くの人が、ほんの少しずつでも持てただけでも、この世の中は今よりもずっと優しい場所になるのではないかなと、ふと思った。

ちなみに筆者がこの1年以上意識してやらないようにしていることは、「黒を可能な限り着ない」ということ。実はこれ、ニューヨークの住人にとって最も難しいチャレンジの一つ(黒はニューヨーカーの制服とも言われるくらいなので)、なのに何となく「そうしたい」と思って開始し、いまだ継続中。継続できているということは、何となく気分が良いという証拠だろう。

よし、2020年はクラシック・ブルーを取り入れてみよう。ちょうど筆者のスキントーンや目の色に、この色は最高に映える。それは理論的側面および経験値から立証済みなので♪

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