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「社長の腕組みは絶対NG! 企業ブランドにふさわしい経営者のポートレートとは」:『AdverTimes(アドタイ)』連載開始

CESのためにラスベガス出張中だった1月7日、AdverTimes(アドタイ) の連載第1回目がスタート!

「まぁポートレートは別にー」のような企業もかなり多くあるようだ(それはその企業それぞれの意思と意向なので、それも基本的にはご自由になされば良いとは思うが)。

しかし、撮影依頼をしているにもかかわらず、雑誌取材で経営者を撮影したことがあることで「トップのポートレートを撮ったことがある」と発言していたり、芸能人撮影を多くしていて企業トップも同じように撮影してしまう、エグゼクティブ・ヘッドショットの目的と意味をきちんとわかっていないフォトグラファーにオファーしてしまったり、これは依頼する側自体が、「トップのポートレートとはなんぞや?」が不明瞭である証拠だとも言える。

当然、そのように撮られた写真を、何の疑問も感じずにオフィシャル・ポートレートとして使っている企業もある。

さらに、ただ写真を撮れる人(大抵の人は撮れる)に撮ってもらったものを使っているという、迂闊すぎる企業も少なくない。

昨今、カメラ機能が素晴らしいため、実は大して腕がなくても綺麗には取れる。社員にささっと撮らせてそのまま使用している場合もある。

きちんと肖像写真をわかっていないのに撮ってしまう(仕事を受ける)/撮らせる(仕事を依頼する)双方がいて、悩ましいものだ。

とはいえ、その選び方にも企業の姿勢と意識が垣間見られて判断しやすくなるとはいえる。筆者自身、実は大学で写真も学び、留学も「写真で?」と思ったことがあるくらい、かなり真剣な分野なこともあり、言いたいことは山盛り。

一言で片付けるのであれば「腕組みするなら、腹くくれ」だろうか(苦笑)

是非ともご高覧ください。

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