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「バイデン大統領、就任式でラルフローレンのスーツを着た理由とは」:『AdverTimes(アドタイ)』連載 vol.14

AdverTime(アドタイ)の連載14回目 は、1月20日に執り行われた米国大統領就任式にて、バイデン新大統領が身に纏うことを選んだラルフローレンのスーツやコートに込めた意志や想いを紐解いてみた。

プレゼンス/アピアランスには、その人の意志や姿勢が顕著に現れる。それが一世一代のことであり、それも問題が山積みの一国のリーダーとなるその日のことであれば尚更だ。

今回、筆者自身、初心に戻る思いでいろいろ考え、再確認した。ブランディングとは、飾ることでも、誇大広告することでも、ましてやありもしない自分を作り出すことでもないということを。
また、すでに確立しているファッション・ブランドを自分を表現するために上手く味方につけるには、そのブランドの真髄であるメッセージと自身のあり方が共鳴していることが不可欠と言うことを、再認識しながらまとめた。

16年前の2004年、ブッシュとケリーの米大統領選のイメージ戦略について執筆したのが、筆者が仕事としてメディアに寄稿した始まりだ。そんなこともあり、米大統領選は思い入れがあると同時に、初心に戻り、新しい視点を持つ事を気づかせてくれる。アメリカの新しいページとともに、筆者も新しい気持ちで進んでいこうと思う。


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