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Withコロナ時代にリーダーに最も求められる力! ”自己変革力”を身に付けるための超実践的5ステップとは?

時代がめまぐるしく変化しているいま、リーダーに最も求められていること。 それは、”自己変革”ではないでしょうか。にもかかわらず、なかなか行動に変化を起こすことが難しい。それは、なぜなのでしょうか? 

第255回グローバル人材育成研究会では、Withコロナ時代にリーダーに最も求められる力!”自己変革力”を身に付けるための超実践的5ステップとは?をテーマに、リーダーが自己改革に踏み出すためのステップに迫りました。

自己変革を阻む「現状維持バイアス」を打ち破るには

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前半では、当社代表福田から、いま新たなリーダー育成が求められる背景とそのポイントについてご説明いたしました。

このブログでも何度か取り上げていますが、「自立」という古くて新しいテーマは、今年の人材育成におけるキーワードです。その背景にあるのは、ますます本格化する「働き方の変化」です。 

ジョブ型人事制度への移行の議論も活発化や、リモートと出社を組み合わせるフレキシブルワークなど、去年・今年は「働き方の変化」が多く議論されてきました。それはつまり、似たような価値観の人たちと同じ空間の中で仕事をすることが当たり前だった時代から、最新テクノロジーを駆使しながら、国内外を問わず専門性が高く、多様な価値観を持つ人たち同士でコラボレーションをする時代への移行を意味しています。その変化に対応していくためには、組織だけでなく、個人へのアプローチが大切です。

しかし、私たち人間には現状維持を望む「現状維持バイアス」が働きがちです。現状維持バイアスとは、その名の通り、現状維持によって得られる安定の方が、変化することで得られる価値より高く見積もることです。自身が今まで積み上げてきた経験やそれによって得たものを失う苦痛というものは、それらを手放したときに得られる満足感よりも時として大きくなってしまいます。
 
では、「現状維持バイアス」を打ち破り、自己変革に成功するリーダーはどうすれば育成できるのでしょうか?

従来の企業内リーダー育成では、ケーススタディや過去の成功例や失敗例を分析し、そこから自分や自組織への示唆を得ることが中心でした。もちろん、過去から学ぶことは大きな価値がありますが、それだけでは、変化が激しく不確実な時代を生き抜くには不十分です。私たちは、企業内リーダー育成プログラムをお客様と一緒に企画させていただく際には、下記の3つを大切にしています。

・why   なぜやるのか?「やらなければならない」危機感をもつ
・what    理想の人材との能力要素を理解し、現在の自分とのギャップを知る
・how  スキルやマインドを効果的に習得していく

何よりも大事なのが「why」です。なぜ変革が必要なのか、変化の時代にあっても持続可能なキャリア戦略の重要性を正しく理解します。その上で明確な「what」を持ち、効果的な「how」をどんどん習得していく、というステップを踏んでいくことが重要です。正解を探したり誰かの真似をするのではなく、自分なりに未来を洞察し、自分は何者なのかを深く探索する。そして、スキルの習得によって短期での変化を実感することで、自己変革のサイクルを早め、その成功率を劇的に高めることができるのです。

研究会後半は、当社パートナー講師の石坂聡氏にご登壇いただき、このHowの部分における「オーセンティックリーダーシップ」をどう築き上げていくのかをご紹介しました。
数々の外資企業で、人事の責任者として自ら変革を率いてきた石坂氏。そのご経験に基づく企業、部署、職務、個人すべてに応用できる斬新な変革メソッドです!

「オーセンティック」で「ベスト」な自分とは?

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我々はとてもタフな時代を生きています。日本の将来を考えてみても、人口不足、急激な高齢化、AIやオートメーション化の発達による職の減少など、仕事や生活に今まで以上の変化が生じていくことは間違いありません。一方で、日本社会の基盤を作っているものは、反復や模倣を中心とする教育制度や、終身雇用・年功序列制度を前提とした就職システムです。こうして培われた我々の思考回路は、現在のようなかつてない時代の変化に直面した時、思考停止に陥ってしまいます。 (石坂講師)

自らの人生の方向性を正しく見定め、自分が本来持つパフォーマンスを常に発揮する不確実な時代だからこそ、何かの真似や他者から示されたスタイルではなく、「オーセンティック」(純正な、自分本来の)なスタイルによって、どんな時もベストな自分で生きていく。組織を率いるリーダーは、良い機会・良い人々からのサポートを呼び寄せ、強い組織を作り出すために、ますますそうした力が求められています。

5つのステップ「P.O.W.E.R wheel(車輪)」

変革のスペシャリストである石坂氏が開発した、「P.O.W.E.R」の車輪を着実に回すことで自分自身を変革させるためのメソッドは、以下の5つのステップで、自身を見つめます。

①Purification(禊):デジタル時代のノイズからマインドを浄化する
②Originality(独自性):自分の「独自性」を理解する
③Will(意志):「自分は何を成し遂げていくのか」を考える
④Energy(エネルギー):計画的な「補充・休息・運動」
⑤Risk-Taking(リスクを取る):取るべきリスクとその管理方法を理解する
+Rituals(日々のメンテナンス):1つ1つの項目を日々アップデート

「Purification」からスタートする、という点は、変化の激しい今だからこそ重要な視点です。
Purificationは、五感に触れるものや日々の習慣にフィルターをかけ、マインド(思考・感情)を浄化、身体の状態も高めていく取り組みです。私たちはテレビやSNSなどあらゆる情報に晒され、知らず知らずのうちにフラストレーションを抱え続けています。そのため、余分なものをそぎ落とし、自分が本当に必要としている情報や交流、本当に考えていることを今一度見つめ直す。このPurificationを行うことで、次以降のステップが確実に生きてくるのです。その後、自身の独自性や意志を「生涯ミッション」「生涯ワーク」というように端的に言葉に表していきます。言語化することで、自分に対しても他者に対しても明確に宣言できるのです。それらを実行していく上では、時にリスクを取っていく覚悟も必要です。こうした一連のステップを経て、生涯ミッションを現実的に達成させるための行動へと導いていきます。

個人とチーム、変革は「両輪」で

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「P.O.W.E.R」メソッドのさらなる特徴は、同じフレームワークを、チームにもあてはめることができる、という点があります。個人のwheelを回すだけでなく、特に組織を率いるリーダーは、チームの「P.O.W.E.R」wheelもどうやって動かしていくか、考えて実行していきます。すると、メンバー個人個人が本領を発揮し、メンバーの強みを生かしながらお互いに刺激し合って成果を生み出せる「オーセンティック・チーム」を生み出すことができるのです。

 「どうベストな自分で生きるか」「どうベストな組織を作っていくか」はリーダーにとっての両輪です。不確実な時代の中、自分らしくイキイキと働くリーダーの姿は、必ずやチームメンバーや周囲にポジティブな影響をもたらすはずです。自らと会社の方向性を正しく見定め、本来のパフォーマンスが発揮できるように自己とチーム双方を導くことができるリーダー。そんな人材の需要は、今後より一層高まっていくのではないでしょうか。

リーダー育成プログラムや、石坂講師のプログラムにご興味をお持ちの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。

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