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Journal#10 『敬語の与える影響!?』

こんにちは(^_^)/

学生団体Global Dreamersです!

<コンセプト>~英語に触れる機会を小学生に、グローバル社会で夢を追いかけるサポートを若者に~
団体に関してはこちらの記事を参照してください↓↓↓

初めに

今日の記事は敬語の与える影響についてです!

今回は知識、もしくは情報の共有というより私の考える敬語の影響を発信させていただければと思います!!

このトピックに関して皆様の意見もお聞きしたいと思っています!私の意見に賛成、反対どんな意見でも構いませんのでコメント欄に記載していただけると助かります!!

敬語の与える影響①: 内向的な性格、コミュニケーション能力低下

日本人は一般的にアメリカ人などの外国の方にくらべ内向的であるといわれています。また、自分の周りにもコミュニケーション能力に自信のない方が大勢いらっしゃいます。

私は、これらの現象は日本独自の敬語がもたらした一種の副作用だと考えています。

日本語において敬語は主に三種類、尊敬語、丁寧語、謙譲語があり、それらの使い分けはネイティブの日本人でも戸惑うことがよくあると思います。

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その敬語の複雑さに加え、使う頻度も明らかに高いと思います。例えば、職場の上司などはもちろん、1つ年齢が年上の先輩、初対面であれば年下の方と話す際でも敬語を使うでしょう。

一方、英語での敬語といえば、代表的なものであれば、Could you~, Would you~の表現、名前の前に付けるMr. Ms. Mrs.、sir ma'amの敬称などが挙げられます。しかし、これらは数的にも概念的にも日本語のそれと比べシンプルなものであります。

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加えて、英語ネイティブスピーカーは、日本で言う先輩と話す際、そこまで敬語は用いず、フレンドリーに話すというのがはっきりとした違いです。結論、英語の敬語は日本語の敬語と比べ、使い方や構造的にわかりやすく、かつ使用頻度が低いことが分かります。

「なぜ日本人は内向的で海外特にアメリカの人々は外交的な人が多いのか」という問いに対しての一つの答えとして、日本において、敬語の使用が他者との上下関係をより意識させ、話者と話者との間に隔たりを作っていしまっていると考えています。

その隔たりが仲を深めることを阻害し、その阻害によって日本人は人との交流、とくに赤の他人との交流に苦手意識を持ち、内向的になり、かつコミュニケーション能力への自信を失わせていると感じています。

敬語の与える影響②:感情の無効化

感情の無効化というのは何が言いたいかというと、敬語を使うことによって感情が文にこもりにくくなる、人に熱量が伝わりにくくなるということです

この敬語の効果を直に感じたのが、コロナウイルスパンデミックに対して国民に外出を促す各国の首相と小池知事の会見の違いです

どちらのほうが外出を控えようと思いましたか??

ここで注目してほしいのは、声の大きさ、抑揚、喋り方、顔のこわさではなく、ワードチョイスです。以下二つの文はほとんど同じ意味を表しています

小池都知事

0:38 "家族でステイホーム、ぜひともご協力をいただきたいと存じます"

ジョンソン首相 

1:46"You must stay at home."

もし小池知事の言葉を英訳したならば

"I would like you to contribute to staying at home in a family" といったところでしょうか

私はジョンソン首相のスピーチのほうが自粛しなければと思います。というのも、小池知事の言葉は敬語によって文をオブラートに包みすぎているせいで、本当にウイルスを防止しようと思っているのか、疑問に関してしまうからです。

だからこそ、敬語を使用することによって、その人の感情、上記例であれば緊急度、を伝わりにくくすると考えます。

最後に

今回は敬語の与える負の側面について私の個人的な意見を書かせていただきましたが、もちろんだからといって敬語をなくしたほうが良いとは全く思っていません。

日本の相手をリスペクトする心、礼儀正しさは敬語の影響が大きいと思っていますし、その意味で敬語は日本人として誇れる無形の遺産だとも思っています。

だからこそ、今回書かせていただいた負の側面を視野に入れながら、うまく敬語の良さも生かし、使用していくことが理想だと考えます

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最後までお付き合いいただきありがとうございました!

まだ始まったばかりの学生団体です。

温かい目で応援してくださると幸いです!

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ご質問、ご意見ありましたら、コメント欄にてお願いします!

それでは次回の記事でまたお会いしましょう(^_^)/

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