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読書感想メモ:夜明けの街で

著:東野圭吾

買っただけで積読している本がいくつかあるので、気になったものを読み進めている。奥付を見ると、平成22年10月の第7版。平成22年っていつだ。。。おそらく、出身大学が同じという縁で買ったのだと思う。

ロンドンに赴任してから、東野圭吾の著作は2冊ほど読んだ。僕の職場の部長が代々引き継いで(?)いる文庫本の中に東野圭吾の著作がいくつかあったのだ。「天空の蜂」と「私が彼を殺した」。その疾走感とどんでん返しから、読みやすいという印象を持ち、ちょっと心寂しくなった時に読んだ。

男性が陥ってしまいそうな、ドキドキする不倫のラブストーリーと、散りばめられた伏線を回収しながら、彼女、そして、彼女の父親の愛人の死の謎に迫るサスペンス。男性目線から書かれているので、この男性の心の動きや行動と、そのフィルターを通して見える彼女の態度が面白い。

擬似的に不倫をした感覚になるので、健全なストレス解消には良いかも?

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