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中国出身、北海道で起業経験を持つ新卒3年目の沙さんの挑戦「GLの歴史の一部を作りたい」

何か新しい挑戦がしたい――。

中国出身の沙さんはそんな思いから日本への留学を決意しました。北海道大学 大学院へ進学し、自ら興したビジネスも順調に進んでいた沙さんを襲ったのがコロナ禍でした。ビジネスが難航し、就職活動のスタートも上手く切れず、落ち込んでいたときに出会ったのがGLナビゲーションでした。

そんな沙さんがGLナビゲーションに入社して感じた変化や今挑戦していることについてお話を伺いました。(聞き手:GLナビゲーション代表取締役社長 神田滋宣)

■中国出身の沙さんがGLナビゲーションに入社した理由

――沙さんのご経歴を聞かせてください。

私は大学3年時、中国現地の米IT系企業でインターンとして働いていました。この3ヵ月間のインターン経験を通じて、自分が何を求めているのか、将来何を目指したいのかは定まらない状態でしたが、一つ確信したことは、自分にIT業界は合っていないということでした(笑)

そんなとき、以前から好きだった日本での留学を考えるようになりました。交換留学生のプログラムを利用し、金沢の大学で半年間留学しました。その後、大学院への進学を目指して日本の上位の国立大学や私立大学の試験を受け、希望の学校3校に合格することができました。自然を愛しており、特に北海道がお気に入りだったのもあり、北海道大学への進学を決めました。

大学生活は勉強よりも遊びに興じることが多く、あまり学業には集中できませんでしたね(笑)。ちょうど当初の研究内容はtouristに関係あり、現場調査という名義で代わりに自分が北海道現地に旅行に行きました。(笑)

本当に北海道の大自然の魅力や経済的な潜在力を感じました。特にたくさんのインバウンドと色々会話を通じて、海外富裕層の方々がゴルフを楽しんだり、スキーに興じたりすることを見て、自分も何かビジネスを始めたくなりました。

そこで、インバウンド向けの観光ビジネスを創業しました。旅行会社とのタイアップも行い、年商3千万円近くのビジネスに短期間で成長させることが出来ました。

順調にビジネスが進展してきて卒業後はこのまま会社を立ち上げようと考えていたところに、コロナの影響を受け、ビジネスは頓挫しました。

そして、2020年3月末に北海道大学を卒業し、就職活動を始めました。就職先が全く決まらず、泣きながら落ち込んでいる時期もありました。そんな時、日本でハイキャリアを目指す外国人向けに、大企業出身の講師陣がキャリア支援・日本語学習・ビジネストレーニングを実施する「JapanWing」というサービスを知り、サービスを利用しました。

サービスを利用する中で、もっとこのサービスを広めていきたいという想いを持つようになり、「JapanWing」を運営するGLナビゲーションでインターンを開始しました。

そして2021年4月、GLナビゲーションの一員として正式に入社しました。

■GLナビゲーションに入社後の3つの大きな変化

――GLナビゲーションに入社後、自身の中で何か変わったと感じる部分はありますか?

変わったと感じる部分はいくつかあります。

1つ目は、責任感が強くなった点です。以前の自身が創業したサービスは、1人あたりおおよそ3日間で終わってしまいますが、「JapanWing」のお客様のケースでは、最低でも3ヵ月〜6ヵ月といった長期間、最初から最後まで継続的に伴走する必要があります。

2つ目に、チームとの協調性が増したこと。例えば、去年は自分だけで全てを処理するという姿勢が強かったのですが、周囲の人々と力を合わせ、共に何かを達成するという考え方に変わりました。自分の思考を周囲に積極的に共有し、助けを求めることが増えました。結果として、全体としてのチーム力が最も重要だという実感を得ました。

最後に、自分自身の感情コントロール能力が向上したことです。以前は顧客と何か問題が起きた際、感情的になってしまうことがあったのですが、現在では問題を冷静に受け止め、共有し、解決策を模索するようになりました。

――そのように変わるきっかけは何だったのでしょうか?

なにかきっかけがあったわけではなく、日々の積み重ねを通じて自然と芽生えたものだと思っています。経験の積み重ねによって、メンタルが強くなり、感情の起伏が安定しました。なにかトラブルが生じても冷静に対応することができるようになりました。経験が自信を生み、その自信が安定感をもたらしてくれているように感じます。

■GLナビゲーションは「個人の成長」と「会社の成長」がリンクする会社

――GLナビゲーションの特徴を挙げていただくと、どんな要素がありますか?

1つ目に、GLナビゲーションは外国人に非常に優しいですよね。多様なバックグラウンドを持つ人々がいて、それぞれの経験を活かし、助け合っているように感じます。

2つ目に、代表との距離が近いと思います。GLナビゲーションの代表である神田さんは個人の成長と会社の成長を一致させるような働きかけと工夫をしてくれています。

会社と社員が一緒に成長する土壌があることで、毎日仕事に対してモチベーション高く仕事をすることができています。神田さんはよく、「沙さん、将来の自分や自分のキャリアについてどんなことを考えていますか?」と質問してくれたり、時には「私も一緒に考えてみます」と提案してくれたりもします。

――GLナビゲーションで今後やりたいことは何ですか?

最大の目標は、「JapanWing」のブランド知名度を高め、ビジネス価値を引き上げることです。そのためには、私は営業の経験がある一方、内部とのコミュニケーションにはまだ改善の余地があると感じています。社内の意見を取り入れつつ、営業力に磨きをかけていきたいと思います。

2つ目として、市場に適したマーケティング戦略を考えられる人材を目指しています。そのためには、もっともっと勉強が必要です。

3つ目は、既に私たちのチームは非常に優秀なメンバーで構成されていますが、それをさらに強化するためにも、より優秀な人材を集めていきたいと考えています。

4つ目は、日本全国がDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進への関心が高まっている現状を考えると、「JapanWing」もDXを加速していくことが重要だと思っています。具体的には、テクノロジーやAI、ITを駆使して外国人のキャリアサポートや日本語トレーニングなど、外国人が日本で活躍するために必要なサポートにおけるデジタル活用をさらに取り組んでいきたいです。

最後に、中国展開も進めていきたいです。中国の優秀な人材を採用し、中国支社を早急に設立させたいです。すでに清華大学や北京大学からの応募者を面接もしています。

■「GLナビゲーションの歴史の一部を作りたい」

――将来のキャリアに関するビジョンについても教えてください。

30歳までに年収1,000万円を超えるようになりたいと思っています。

そのためにも、一つは中国人として自分のマーケティングの価値を早く確立すること、そしてもう一つはGLナビゲーションでトラックレコードを築くことです。将来的にまた起業に挑戦することもあれば、他の企業で働く可能性もあります。その際、「あ、この業績は沙が残した」と周りから思われるような成果を残したいです。GLナビゲーション、そして「JapanWing」の歴史の一部を作りたいです。

GLナビゲーションでは様々な挑戦が可能で、リーダーシップやコミュニケーション、営業能力、マーケティングなど、自分のファーストキャリアに役立つスキルを身につけることができていると実感しています。

――さいごに、GLナビゲーションに入社を考えている人にメッセージをお願いします。

私は人生で初めて入社した会社が外国籍が1人で不安な気持ちもありました。ただ、今では外国人が増え、社員も非常に多い環境です。入社後に一緒に働けるメンバーは非常に優秀な人が多いです。厳しい試練を乗り越えてきた人々が働いているので、お互い刺激を与えながら成長を実感できる環境です。

「早く成長したい」「毎日新しいことに挑戦したい」と考えている人は、GLナビゲーションは面白い環境です。皆さんと働けることを楽しみにお待ちしています!


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