飲食店が老人ホームのご飯を作ってみた話 其の1
大阪で飲食店の店長をしたり、自分でお店をやったり、飲食店のプロデュースをしたり、メニューを作ったりと20年近く飲食業界に関連したお仕事をしてきました。
昨年からのコロナ禍で業界そのものが危機的な状況にあります。
何か、どんなことでも良いから出来ることはないかと(具体的に言うとテイクアウトのメニューを考えてみたりしていました)頭を巡らせていました。
が、ふと、「これ、今の自分の話すれば良くない?」と思い立ち、書き慣れない文章を書いています。
丁度1年ほど前から、老人ホームのご飯を作り配達するという事業を始めました。
飲食の店舗でです。
勿論、許可申請のため、若干の改装はしましたが、今も夜は普通に飲食店として営業しています。
僕の場合、自らやろうと思ってやり始めた訳ではなく、老人ホームのオーナーさんからお声がけ頂き、この事業を始めることになりました。
料理を作ることには慣れていても、通常お店でお客さんに提供する料理とは全くの別物なので最初は本当に、ほんとうに、大変でした。
そんな中でも1年続けてこれたのでこの話を書いていきたいと思います。
飲食店をされている方に是非読んで頂きたい!
因みに、一食約50名分ほどで、35%が原価です。店舗営業と違い、多少の差は出るものの毎月の売上はほぼ確定しています。
→次回に続く(最後まで無料です)
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