きらびやかなあのばしょを ぼくはずいぶんまえからながめています とおくからながめているだけで こんなにもまばゆいのですから きっとちかづけば もっとまばゆいにちがいないのです ひどくみわくてきなそのばしょに だけどぼくはいけません おかあさんにとめられているからです あんなところはいけないよ めがくらんでみをほろぼすだけなのだから とてもかなしそうにいわれたものですから ぼくはどうしたっていけないこころもちです おとうさんはもうずいぶんまえにでていったきりです まえに
今日も少しだけ、ほんの2,3行だけ書いてみるなど。 今月中に書き上げるのは無理そうなので、来月上旬には書き上げて、手直しなどを中旬には完了出来たら。 ずるずる長引きそうな予感はしている。 来月には過去作のUPできれば。 完全新作UPは来年かな。
今日は少しだけ前に書きかけていた小説の続きを書けました。 できれば今月中には書き上げて、手直しを来月いっぱいくらいでしたいです。
ギュッギュッギュッと音が鳴るのを知っているかね。いやいや、わたしのお腹ではないんだ。しかし、昼時だね。ここいらで喫茶にでも入って何か軽くつまんでいこうか。 君は何を頼むかね、紅茶かね珈琲かね。おやおやコーラなどとは。知っているかね、コーラと言うのは昔、原材料にコカインが使われていたそうだよ。いやなに安心したまえ、昔の話だ。さて、何の話だったか。 そうだ、音が鳴る話だったな、ギュッギュッギュッという。いやギャッギャッギャッだったかな。とにかくそんな音がするのだよ。ちょうどそう
明け方に目が覚めるのは、もう随分年をとったからなのかもしれない。今日は日曜日であったはずだ。そう思いながら、私は目を覚ました。見慣れない天井に、そう言えばと、少々寝ぼけた頭で思い出す。長年住んできたあの家はもう売ってしまったのだ。先日、病気で妻に先立たれてからというもの塞ぎ込んでいた私は、思い出深い家を他人に明け渡し、小さな荷物で小狭いアパートメントに引っ越してきた。独りで住むには寂しすぎる、思い出の抜け殻があちこちに散らばる家。しかし見慣れない天井を見て目を覚ますのは、そ
昔々の話です。 海月といいますと、透明のまあるいふろふろと漂う姿を皆さんは描かれるでしょうが、それは本来の姿ではありませんでした。かつての海月は、西方伝来の織物と見紛うほどのそれは見事な紋様の皮を持って、脚もピイと伸ばし、しゃんしゃんと海の底を歩き回っておりました。また、猿も海月と同じように、今はない長い長い尾を持ち背もピンと伸ばしておりましたし、顔の色は他の猿と同じように浅黒かったのです。 ある年の大暑も過ぎようかという頃のことです。竜宮の王様の御后様はちょうどお産のこ
どうも、統合失調症の文章書きグリエール君戸部です。 自己紹介ということで、私の文章執着遍歴(?)を少し書いていこうかと思います。 幼稚園時代 一人で絵本を読んでいるような子供。 年齢らしく自分の作り話と現実の境が見えていない。 小学校低学年 図書の時間が大好き。 本を読んでいる最中は声をかけられても一切気づかないほどの集中力を見せる。 後のバイブルになる十五少年漂流記と出会う。 このころから物語の空想などを始める。 小学校高学年 小学校の国語のリレー小説を書いてみる授業