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缶詰にならないという選択(原稿合宿2日目)

3月25日(水)

原稿合宿2日目。6時に起きて朝風呂に入り、部屋でしゃんぶるぶらんしゅの新刊原稿を書く。8時半過ぎ、一段落したところで朝食を食べに行く。

朝食会場からは庭の桜が見られてとても幸せ。

三種類の小鉢から二種類とっていいと言われて、ウインナーとめんたいこを選んだ朝食の図。小鉢、もしかしたらもっとたくさん種類があったのかな、明日は早く食べに来てたしかめよう、と思う。

すっかり満腹になって、部屋に帰っても眠りそうだったので、上野公園に散歩に行く。風が冷たいけれど歩いている間に気にならなくなる。東照宮は開場前だったが、桜がきれいで人が少なくてたくさん写真が撮れた。

早朝の散歩は気分がいい。

帰りに温泉に寄って体を温める。

充実した朝の時間を過ごし、部屋に戻ってすっかり満足して朝寝をした。結局寝るのかよ。

昼食はまたサラダチキンと味噌汁。執筆中のおやつは、お腹にたまるけれどヘルシーなもの、ということでこんにゃくゼリーと柿ピーを食べていた。

今回の原稿合宿で学んだことは、こんにゃくゼリーを一袋一気に食べると、お腹がゆるくなって原稿どころではなくなるということだ。

あと、バックスペースキーとデリートキーが使えないぶっ壊れたパソコンでも、がんばれば原稿は書ける(ただしものすごく時間がかかる)ということ。わざわざ消したい文字にカーソルを合わせてスペースキー押す手間にもだんだん慣れますね(遠い目)。

誰か不要不急なノートパソコン持っていたら譲ってください。お金払います。B5以上の大きさでwordができてバックスペースキーとデリートキーが使えればそれでいいです。

煮詰まったところで温泉に行き、フロント前の喫茶スペースで鴎外旧居の庭園を見ながらコーヒーを飲みつつポメラで原稿を書いた。人目があるとはかどるはかどる。

夜はメイコと、近くの洋食屋で打ち合わせをしつつごはんを食べることにしていた。手作りのパンが売りということで、パンがいくつかついてくるライトなコースを注文する。

メインのスズキの白ワインソース、れんこんとじゃがいもが載っていて私もメイコも歓喜する。

5月文フリ新刊の打ち合わせ。文フリが中止になったらどうする? という話はお互い敢えてせず(3月26日22時17分現在→さっき正式に中止が発表されたよ! つらい)。

店を出て、メイコに私の泊まっている水月ホテルに立ち寄ってもらい、まるで自分の家のように得意げに庭を案内した。

メイコと別れて温泉に入り、ベッドに寝そべった姿勢で全然納得がいっていなかったしゃんぶるぶらんしゅ序文を書き直した。そして寝た。

ホテルに缶詰で原稿を書く、という企画だったのに、全然缶詰まらない1日だった。

#日記 #エッセイ #原稿合宿 #水月ホテル #温泉

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