ロンドン市長、「重大インシデント」を宣言－医療崩壊の危機

連日、コロナ関係の話になりますが、
ロンドンでは、深刻な状態に入っています。

８日、ロンドン市長が重大インシデント（大規模災害）を宣言。
日本でいうと、緊急自体宣言みたいなもんか。
政府の重大災害の定義を翻訳してみました。
大規模災害とは、「通常の業務の範囲を超えており、人命や福祉、必要不可欠なサービス、環境、国家安全保障に深刻な危害、損害、混乱、リスクを伴う可能性が高い」と定義されている。 さらに、「大規模災害に関連した結果の深刻さは、対応する者のリソースや管理能力を制約したり、複雑にしたりする可能性が高い」と定義されています。
一部の通常業務を休止して、そのリソースを緊急度の高いものに当てられるようになるようです。

８日にイギリスでは、1日に6万人以上の新規感染者が増加し、
1日1000人以上の死亡者が出ています。

カーン市長の言葉を借りれば、「ロンドンにおいてコロナウイルスの広がりを止められない状態（out of control)になっている。
BBCによると、ロンドンでは30人に一人の割合でコロナに罹っている状態。
クラスに一人くらいの印象か。

入院患者は４月の時点よりも30％以上多く、2週間で病院はパンクする可能性が高い。日本でもありましたが、コロナにかかっていなくても、交通事故に遭っても運べる病院がない的な状況になるようです。

このノートを書いているのは翌日の9日ですが、
今日、いつものコースにジョギングに行ったら、こんな感じ。

ロンドン郊外のちょっとした商店街に行ったら、結構な人手でした。
屋外というものありますが、感覚的にはマスク着用率は半分くらい。
この人混みだと怖くなって、ジョギングしていましたが、マスクを付けました。
ツイッター等の情報では、バッキングガム宮殿辺りは人が少なかったようですが、ちょっと郊外に行くとこんな感じで、いつも運河沿いを走るのですが、散歩の人が多い！
まあ、みんなロックダウンで家から出ていないだろうから散歩に出たくなる気持ちはわかるし、僕も出てるけどw

クリスマスから2週間経って、
その頃に感染した人に症状が出てくる状態ですね。

今までは、感染者が増えてもある程度他人事な感じでしたが、
最近は、本当に自分がかからないようにしっかり対応しないといけないなと思っています。