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出社率:ロンドン0%東京80%

今働いている会社の社員の出社率は、
東京 80%
ロンドン 0%
ニューヨーク 0%

この違いはどこからくるのだろうか?
ちなみに私が勤めている会社のことなので、
どこまで一般化できるかわからないので、その辺は割り引いてみてください。

私は今、ロンドンオフィスに所属しているが、今会社に行ったら、処罰の対象だ。
出社率はよっぽどの人以外は出社してはならない。
会社からデスクトップPCが支給され、自宅で働いている。

PCを支給されるときも、
「家にPCないの?」
「じゃあ、そこのPC持ってって」
「リモートで繋いだら、オフィスと同じ環境だからあとはよろしくー」
って感じ。

東京だと、
「じゃあ、まず申請書書いて、はんこ3つもらってきて」
「そしたら、PCを発注するから、ざっくり2週間かかるかな。
それまでは会社のスマホ貸与するよ。ログインするのに三回パスワード入れてね。パスワードは20字以上でよろしく。月に一回パスワード変更してね。リモートは怖いから機能を制限するね。」
と言った感じ。

ニューヨークもざっくりロンドンと同じ感じで物事が進んでいく。
NYで僕と同じ担当は、「大きいモニターがないと仕事ができないよ」
ってブーブー文句を言って、27インチ×2枚で自宅で仕事している。
日本だと型落ちのノート型パソコン、、、

もちろん国は違うけど、
基本的に同じ会社だから、同じルールでやっているはずなのに。

やっぱり運用する人の違いかな。
在宅勤務になっても、
東京の場合は朝8時と15時の電話会議は必ず乗らなければならくて、
本当か知らんけど、出欠を取っていたチームもあったという噂も。
ロンドンだと、最初のうちは毎日電話会議やってたけど、
「今忙しいからムリー」みたいな感じでドタキャンしてたし、
ゆるゆるな感じ。

うちの会社だけかもしれないけど、
東京の場合は性悪説で物事が成り立っているから、
「私は悪い事をしていない」と証明するために、
書類を書いてはんこもらって煩雑になっている。
(書類上の不備がなければ、クビになることはないし、
ある意味、結果責任を取らなくてもOK)

でも、ロンドンの場合は、ある程度性善説で成り立っている。
あなたが必要って言うなら、サポートするよ。
(でも、それで結果が出なかったらクビだけど)

こうして書いていると色々思い出してきた。
僕がまだ東京にいた時、ロンドンから転勤で新しい人がやってきた。
彼は、ロンドン生活が長く、見た目も日本人っぽく、日本語もネイティブ。

会社からその当時ブラックベリーを貸与されていた。
社員に貸与されるときは、新品で箱に入っていた。
アクセサリー等諸々と一緒に総務の人に渡されていた。

ロンドン帰りの彼は、なかなか日本の杓子定規なルールを覚えられず、
知らなかったとはいえ、ルールを破ることが多かった。
事務ミスが多かったので、お局様からよく怒られていた。
しかし、愛嬌のある彼は、よく御局様をスタバ接待して、乗り切っていた(苦笑)

数年が経ち、会社の携帯がブラックベリーからiphoneに変わることになった。
さらに操作が煩雑になり、ぶっちゃけ使える代物ではないレベルまで低下した。
失礼しました。適切ではない表現が含まれておりました。
お詫びして訂正いたします。
正確には、
さらにセキュリティーが強化され、
何が起きても問題がない、堅牢な素晴らしい端末を会社が用意してくれた。

端末をブラックベリーからiphoneに交換する時に、
その彼は、総務の人からブラックベリーが入っていた「箱」を一緒に持って来なくて怒られた。って言うかその彼は、ブラックベリーの箱を捨てていたwww

総務の人からは「箱を捨てるなんてあり得ない」と散々怒られてショゲていた。
僕は彼が怒られている所を見て、
大量の脇汗をかきながら、
引き出しを探してようやく箱を見つけた(苦笑)

僕も知らず知らずに欧米化している気がするが、

これって捨てた彼が悪いのか?
捨てて欲しくなかったら、各自に保管させずにみんなの分を金庫にしまっとけばいいだろうって思ったけど、それを口に出してしまうと完全にいろんな人に「敵認定」されてしまうので、黙っていたけど、おかしくないかな?

そんなに箱が重要か?
箱がないとそんなに不利益あるか?
機能を損なうか?
金銭的な損失が出るか?
むしろ、高い家賃を払って箱を取っておくスペースの方が無駄じゃないか?

なんかめちゃくちゃグチっぽくなってしまったが、、、
結局、そこにいる人のメンタリティで決まってしまうのか。
これって変えようがないものなのか?
色々グルグル回ってきたので、今日はこれくらいで。
おやすみなさい。

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