手仕事GlemTid

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きっかけ/GlemTidとは

GlemTidとは「GlemTid(グレムティッド)」とは、北欧の言葉で『時間を忘れる』という意味です。 <古くから時代を超えて引き継がれている手仕事> <時間という存在を忘れてしまうほど、手にとったり、身に着けた時に心地よい品物> 作品制作についても自分自身の生活についても、ゆったりマイペースに進めていきたいという想いから、この名前を選びました。 きっかけまだ学生の頃、今ほどネットショッピングも主流ではなかった時代、趣味として編み物をしている中で必要な分量の毛糸を用

    • -手仕事のある映画-『バベットの晩餐会』

      1987年 デンマーク制作 監督 ガブリエル・アクセル 脚本 ガブリエル・アクセル 原作 アイザック・ディネーセン これまで見た中で印象的だった手仕事のシーンが出てくる作品を紹介したいと思います。 手仕事といえば、編み物・刺しゅう・レース編み、カゴ編みなどなど… 今では、生活のため、というより嗜好品、趣味として広まっている部分が大きいと思いますが、生活の一部として営まれていた時代もあり、当時がどんな様子だったのか知りたいと思ったときに、役に立つのが映画や小説、テレビ番組に

      • 本:ワタが世界を変える

        昔ながらの手仕事に興味を持った時、素材についても自分の近辺にあるものを使う事が自然の成り行きではないのか…そう考えることも多くなっていきました。 当初、編み物用の毛糸を紡ぐところから入ったので素材というと羊毛にこだわっていましたが、もともと羊は日本では飼育されていなかったという歴史もあり、現在でも国産羊毛はなかなか手に入りづらく海外輸入に頼ってしまいます。 そのため、もともと日本で扱われてきた素材として「綿」にはかなり興味を持っていました。 自分でも育てて紡げるという点も

        • 羊毛の機能・特徴

          羊毛の構造や機能、年齢や部位による違いなどについて、自分なりにまとめた内容を記載しました。 1.羊毛の種類と構造羊には、性質の異なる3種類の毛が生えています。 ヘアー → 太くまっすぐな毛。ウールとケンプの中間くらいの太さ。断続的な髄質がある。 ウール → 柔らかく、細い毛。髄質がない。太さは15〜40μ。 ケンプ → 固く太く、毛内部の髄質が中空になっている。太さは70μ以上。 <羊毛の構造> 二重構造・・・毛はフォリクルと呼ばれる毛根から生えており、ヘアーを取

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          和綿の紡ぎ

          現在、和綿の紡ぎに取り組んでます。 以前購入していた群馬産のシート状の和綿。羊毛のようにフワモコな手触りで、暖かいです。 摘み取った綿だと種を取り除いて、繊維をほぐしてフワフワな状態にする工程もありますが、今回は手元にあるこちらを使います。 このシートを開いて、ちぎっていくつかに小分けし、 シノという紡ぎやすい棒状の形に丸めます。 そして紡ぎ機を使って糸に。 エジプト綿、インド綿など海外産の綿は繊維がパサパサした感じで、しっかりした細い糸ができますが、和綿はフワフ