手仕事GlemTid

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長野にて編み物•紡ぎを中心とした制作活動をしています。 https://www.instagram.com/handwork_glemtid/

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きっかけ/GlemTidとは

きっかけまだ学生の頃、今ほどネットショッピングも主流ではなかった時代、趣味として編み物をしている中で必要な分量の毛糸を用意するのが難しい、と感じる事が多々ありました。 毛糸が足りなくなった際に手芸屋さんへ足を運ぶと、同じ毛糸が売り切れていたり、以前購入した商品が違うお店では販売されていなかったり、また必要以上に毛糸を買いすぎてしまったりと、不便に感じることが多くありました。 それだったら、自分で糸が作れるようになれば必要な分だけ用意することができるので、ストレスを感じなくな

    • 本:ワタが世界を変える

      昔ながらの手仕事に興味を持った時、素材についても自分の近辺にあるものを使う事が自然の成り行きではないのか…そう考えることも多くなっていきました。 当初、編み物用の毛糸を紡ぐところから入ったので素材というと羊毛にこだわっていましたが、もともと羊は日本では飼育されていなかったという歴史もあり、現在でも国産羊毛はなかなか手に入りづらく海外輸入に頼ってしまいます。 そのため、もともと日本で扱われてきた素材として「綿」にはかなり興味を持っていました。 自分でも育てて紡げるという点も

      • 羊毛の機能・特徴

        羊毛の構造や機能、年齢や部位による違いなどについて、自分なりにまとめた内容を記載しました。 1.羊毛の種類と構造羊には、性質の異なる3種類の毛が生えています。 ヘアー → 太くまっすぐな毛。ウールとケンプの中間くらいの太さ。断続的な髄質がある。 ウール → 柔らかく、細い毛。髄質がない。太さは15〜40μ。 ケンプ → 固く太く、毛内部の髄質が中空になっている。太さは70μ以上。 <羊毛の構造> 二重構造・・・毛はフォリクルと呼ばれる毛根から生えており、ヘアーを取

        • 和綿の紡ぎ

          現在、和綿の紡ぎに取り組んでます。 以前購入していた群馬産のシート状の和綿。羊毛のようにフワモコな手触りで、暖かいです。 摘み取った綿だと種を取り除いて、繊維をほぐしてフワフワな状態にする工程もありますが、今回は手元にあるこちらを使います。 このシートを開いて、ちぎっていくつかに小分けし、 シノという紡ぎやすい棒状の形に丸めます。 そして紡ぎ機を使って糸に。 エジプト綿、インド綿など海外産の綿は繊維がパサパサした感じで、しっかりした細い糸ができますが、和綿はフワフ

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