性格診断テスト、褒めすぎ【日記：2023/4/29】
たまたま見たラジオの切り抜きで、性格診断テストの話題がされていた。
有名なMBTI 16タイプ性格診断テスト。
私の周りでは誰も結果を上げたりしていませんでしたが、ちょっと前にまた流行っていたらしいです。この手の診断テストみたいなのは定期的にネットでバズりますもんね。私が最後にやったのは、3年以上前の就活の時ですがせっかくなのでもう一度やってみることに。
結果はこちらの「指揮官」というタイプに。前やった時は確か「討論者」という奴だった気がするので、ちょっと変わりましたね。
で、この「指揮官」というのがどんなタイプなのかというと、
指揮官型の人達は、天性の指導者で、生まれ持ったカリスマ性や自信、権威を示しながら、共通の目標に向けて人々をひとつにまとめます。しかし、その他の道理型とは異なり、無情なほど合理的なことが多いのが特徴で、持ち前の意欲や強い意志、切れ味の良い頭脳を活かして、自分自身に課した目標はどんなものでも達成します。
（以下略）
――とのこと。
少々褒めすぎな気がしますが、天性の指導者とか言われるのは悪い気はしませんね。無職だけど。
同じタイプの人間としては、スティーブ・ジョブズやマーガレット・サッチャー、フランクリン・ルーズベルトなど、企業の代表者や一国の首相クラスが名を連ねており非常に豪華。嬉しいものです。
せっかくなので、他のタイプも見てみましょう。
例えばこの擁護者というタイプの説明は以下の通り。
擁護者型の人達は、非常にユニークで、性格特性の多くが個々の気質を否定しています。道理型の気質があるにもかかわらず、素晴らしい分析力を持ち、内向型なのに、優れた対人能力があり他人と強い絆を築き、計画型であるにもかかわらず、変更や新しいアイデアをよく受け入れます。
（以下略）
他にもこの仲介者というタイプの説明も見てみましょう。
仲介者型気質の人は、真の理想主義者で、極悪人や最悪の出来事の中にさえも、常にわずかな善を見い出し、物事をより良くするための方法を模索しています。落ち着きがあり控えめで、内気にさえも見られますが、内には激情と情熱があり、まさに光を放つ可能性を秘めています。
（以下略）
なんだかよく分かりませんが、とりあえずめちゃくちゃ良い事を言われていることだけは伝わってきます。
というかこの性格診断テスト、どの性格に対しても凄いほめちぎってくれるんですよね。
「内気にさえも見られますが、内には激情と情熱があり、まさに光を放つ可能性を秘めています。」なんてこのテストか、見る目がある運動部の監督ぐらいしか言わないだろ。
性格診断テストは誰に対しても優しい。
そう思うと、途端に褒め言葉が空虚なお世辞の言葉に聞こえてくる。
試しに物凄いクズのつもりになってテストに答えたのですが、それでもやっぱり巨匠と褒められてしまう。
巨匠型の人達は、自らの手や目で探索するのが大好きで、冷静な理性と旺盛な好奇心で周りの世界に触れて観察します。生まれながらの生産者で、次から次へと企画を移りながら、楽しむために便利な物や非日常品を作り、行く先々で環境から学びます。
（以下略）
酒とパチンコと女を殴るのが趣味、知り合いには弱いがコンビニ店員とファミレス店員には強い、そんなクソ野郎をイメージして回答したのに……
世の中こんな性格診断テストばかりでは、褒められてふやかされた腑抜けが蔓延してしまいますよ！！！！！
「消費期限の切れたサプリメントタイプのあなたは、始めたことをすぐに諦める根性なしの痰カスインポ野郎！別に創造的とかじゃなくて、あなたの場合は単に自分に甘いだけですよ！」
今現代日本に求められているのは、このぐらい言ってくれる厳しい性格診断テストかもしれません。突然こんなことを言われたら、泣いちゃう人もいると思うので、交互に言ってあげるとして……
これってもしかしてメスガキ罵倒音声のことですか？
性格診断テストの話をしていたはずが、メスガキに虐められる話になってしまっていた……やっぱり凄いぜ、ツインテール。
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