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会社員、アイドル、現実と夢の接合点【日記:2023/3/18】

先日こんなニュースを見ました。
なりたい職業ランキングの1位に会社員が入ったというもの。
小学生男子なんか全員Youtuberになりたいものだと思っていたので、
私も正直驚きました。
これについてTwitterでは喧々諤々の議論に。

調査方法に問題がある』だとか、『子供が会社員になりたいなんて夢がない。これだから日本はダメなんだ』とか、『会社員って言っても色々種類があるのに一緒くたにするな』とか色々と。

個人的には、子供が何になりたがろうと安定を求めようと好きにすればいいと思いますが、大人になるほど会社への怨嗟を吐き出し始めるのに、子供ほどサラリーマンを志向するという結果は中々に面白い。

私としてもう一つ驚いたのが、女子のなりたい職業にアイドルが入ってないことです。
女子はみんな一度はアイドルに憧れるという偏見を持っていたので、意外でした。アイドルマスターだといつもそうなんだけどな……

話題に出したのでせっかくだからアイマスの話を。
アイドルマスター、通称アイマスと言えば2005年に稼働したアーケードゲームを皮切りにアニメなどの各種メディアミックス、シンデレラガールズなどの姉妹作の展開などが続く元祖2次元アイドルコンテンツにして、今なお人気は収まらない超大作です。
アイドルコンテンツは数あれど、アイマスが個性的なのはやはりプロデューサーという概念
プレイヤーはアイドル事務所に所属する会社員プロデューサーで、
上司の社長や同僚の事務員さんと協力して、アイドル達を導いていく。
昨今だとプレイヤーに対して、そのコンテンツ特有の呼び名を与えることはよくやられることだと思いますが、その走りは多分アイマスでしょう。
(FGOでの"マスター"とか、ブルアカでの"先生"とか)

プロデューサーという肩書は実に丁度いい。
プレイヤーの多くを占めるであろう会社勤め層にとって、現実離れし過ぎず
それでいてアイドルという夢の存在と親しくできるポジション。
それは正に夢と現実の接合点と言えます。
子供の夢が会社員なんて嫌だ、という親御さんは毎週日曜ワンピースの代わりにアイマスを子供に見せるというのもありかもしれません。

今を生きる若い青少年たちには、会社員を目指すとしてもこういった夢の欠片に触れられるような場所を目指して欲しいなと思います。
仕事なので楽しいことだけというのは、まあないでしょうけど自分のしたいことのために会社を利用してやらせてもらうというのも悪くないでしょう。
もちろん、私生活極振りにして仕事は金稼ぎと割り切るのも手です。

必要なのは自分への納得。
これは既に大人の会社員の方でも同じだと思うので、仕事に不満のある方は総合的に見て自分の人生の目的に添えているかどうか、たまには考えてみてもいいかもしれませんね。

◆アイドルマスターでおすすめの楽曲

やっぱりこれ。M@STERPIECE。
言われ続けていることですが歌詞が非常に良い。
夢は自分を叶える為に生まれた証だから”というフレーズが個人的にお気に入り。
アイマスの歌詞からは強い女性像を感じるのですが、この言葉も夢を従属させる強い意志を感じて凄く良いです。


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