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ニコニコ動画の記憶【日記:2023/2/21】

毎日Youtubeを見て過ごしている。多分皆さんもそうでしょう。
でも昔はそうじゃなかった。ニコニコ動画を毎日見ていた。皆さんもそうかは分かりませんが……

正直ニコニコ動画を見る機会は今ではほとんどない。
たまに様子を見に行ったり、好きな投稿者さんが更新していればそれをチェックする程度。
昔はよかった、などと懐古厨ぶりたくはないが、明らかに活気がなくなってしまった。
ランキングを見に行くと、アニメの公式配信とYoutubeから持ってきたであろうVtuberの切り抜きが多く、ニコニコ独自だなと思わせるコンテンツは少ないように思える。

ニコニコと言えばの象徴でもあった、VOCALOIDの動画も今ではYoutubeがメインでニコニコは一応上げておくか程度のものになっていて、悲しさ助長します。

先日、公開されたピノキオピーさんの「匿名M」。ニコニコにも投稿されていましたが、やはり皆Youtubeで見ている様子。


そんな一抹の寂しさを紛らわせるように、かつてのマイリストを開いたらそこには懐かしい光景が。

時代を感じるラインナップ。野々村議員って2014年何だと改めてビックリ。
「はっぴぃ にゅう にゃあ」も懐かしいですね。
昔は元旦になると、毎年聴きに行っていたものです。

暫時、記憶の海を遊泳していたらどことなく気分が盛り上がってきました。
ほとんどがくだらない音MAD動画ばかりなのですが、これがいい。
Youtubeに足りないものの一つですね。後はTRPG動画とランキング機能。

特にランキング機能は偉大です。
流行りが可視化されることで、ムーブメントが起きやすくなり短期間で爆発的に音MADが大量製造されるようなことが発生します。
最近、ブルアカのヤンクミMADなどが流行りましたが、昔であれば、ニコニコのランキングが上から7個ほど連続で同じ構図のサムネだったでしょう。
Youtubeは自ら検索するか、AIによるリコメンドしかないので、こういった流れを作るのは苦手です。だからTwitterなりがあるんでしょうが……

2011年などはこの画像で縦に3連、ジャックポットしていた。

またYoutubeは基本的にリアル性重視なので、実況者・配信者というような、投稿者にフィーチャーした動画がウケやすい一方で、それによらない動画はウケにくいという側面もあると思います。
その最たるものがTRPG動画。Vtuber・YoutuberによるTRPG配信は見られますが、ニコニコでよくあったようなリプレイ風創作というものはあまり見られません。
私はとても好きだったのですが、今の推し文化の時代には受け入れられにくいのかもしれません(人を媒介にしていないので、好きを語りにくいから?)

以上、色々語ってきましたが、やっぱり好きだぜニコニコ動画……!
Youtubeは素晴らしいですが、どうしても摂取できない栄養素がある。
Twitterがヤバいだなんだ言われてますが、皆それならニコニコに帰ろうぜ!
今なら、下に大文字赤色でつまんねえコメ打ってもいいからさ!

このノスタルジーを化石にしたくはないので、ニコニコ動画の復権には本当に期待したいところです。ファイトニコニコ!Youtubeに負けるな!


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