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透明なのは私なのかもしれない【日記:2023/6/30】

最近、心がとてもざわついている。
自分がこの世において、とてもくだらない人間に思えてきて。
元より、自分がただの78億分の1のただの点にすぎないことは自覚しているけれど、それでも普段は自分のことをどこか特別視する自分がいて、心の均衡を保てているような気がする。
だけど、最近はダメだ。自分の矮小さに辟易し、世界に嫉妬してしまっている。

SNSや動画サイトで輝く著名人、インフルエンサーはもちろん、比較的普通に日常を謳歌し、学校に会社に行き、休日は友達と遊んだり推し活に勤しんだりしている人に至るまで、全て私より上等な存在に見える。
みんな自分らしい自分を持っている。私はどうだろう?
主張)自分のことを色付きだと思っていたけれど、透明だったかもしれない。
安易に世間の色に染まるのはダサいなどと考えて、ワナビー突き通していたら、自分の方が色を失っていたなんて滑稽だ。

極端になりたい、純色の、ビビットカラーでマッドな色合いの人間に。
主張)そう思うのが、既につまらない人間の発想だということは分かっている。
だけど日常を拒否し、されど幻想にも進めない人間としてはそう思わざるを得ない。
私だって、何かや誰かを超絶好きになったり、得意分野という奴を身に付けたいのだが、そういう機会は中々訪れない。だからいつだって趣味と特技欄に何を書くかには困っている。辛い。

……いや、まあピーピー騒いではいるものの、結局のところ『睡眠・努力』が大事なのは分かってますよ。
そうやって、常識的で中庸で、賢ぶった結論を持ってこようとする自分のことは大嫌いですけどね。
あ~あ~あ~あ~、鬱々として参りましたよ。
何もないところでシャード―ボクシングなんか始めたりしちゃって。
きめぇなぁ、と批評家の自分が表面の薄っぺらい自分をそう評している。


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